シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 ドイツ語圏の歴史、文化について理解を深め、ヨーロッパ史と関連付けなが          
   
ら文化の多様性を考察し、比較文化に資する。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
テキストを講読する。
到達目標 ドイツ語圏およびヨーロッパの歴史、文化について関心をもち、それらについ         
   
てレポートすることができる。
成績評価方法 合否判定は、学期末のレポート評価60点以上を合格、かつこれを最終評価とする。       
   
不合格者は、再試またはレポートの評価60点以上をもって合格とする。
テキスト・参考書 テキスト: 熊谷徹 「ドイツは過去とどう向き合ってきたか」               
    
参考書: 「角川世界史辞典」、石田勇治 「20世紀ドイツ史」
メッセージ ドイツとヨーロッパの歴史・文化に親しむとともに、東アジアの歴史との取り組みとの差異につい
ても考えてみてください。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1 政治の場で(5回) 
2 教育の場で(2回)  
以下について略述できる。
1: ナチス・ドイツの加害責任と向き合い、旧被害国の信頼を回復してきた経緯 
2: ナチス時代を重視する教科書の国際的共同作成の意義
前期中間試験 実施しない
3 司法の場で (3回)
4 民間の取り組み(2回) 
5 過去との対決・今後の課題(3回)
以下について略述できる。
3: アウシュビッツ裁判、ナチス犯罪の追及を経て、アウシュビッツ否定を法律違反とするにいたる経過。 
4:ドイツ企業、NGOによる償いとアウシュビッツへの若者たちの派遣、元被害者たちとの対話が和解への第一歩であること。
5: 極右勢力の伸長、ドイツにおける「被害者論」とどう向き合おうとしているか。   
前期期末試験 実施しない
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