| 授業の目標と概要 |
建築は都市の一部であり、都市は様々な主体の集合である。都市計画は各主体の利害調整をしながら立案実現す
るものである。この講義では、さまざま都市問題を提示しながら、計画実現へ向けてのプロセスを理解
する。また、より広義のまちづくりの哲学を学ぶ。この科目を通じて建築と都市との関係を理解し
社会工学の幅広い基礎知識を取得し応用する力を身につける。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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都市計画は社会工学であるので、日常から新聞等を読み、社会問題を意識すること。
2回のグループ演習・発表、2回程度の個人の演習課題を課す。
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| 到達目標 |
建築集合体としての都市形態、都市計画の理念、まちづくりの哲学、
まちづくり制度の基本的事項を理解できること。
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| 成績評価方法 |
合否判定は定期試験の平均点で評価する。
総合成績は定期試験80％、グループ発表・レポート20％で評価する。
ただし、すべてのグループ発表レポート提出が合格条件である。
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| テキスト・参考書 |
教科書：市民のためのまちづくり入門（吉野正治著、学芸出版社）
参考書：都市計画教科書（彰国社）
参考書：都市計画（日笠端著 共立出版）
参考書：建築基準法令集
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| メッセージ |
講義を通じて都市問題、都市計画を身近なものにしてほしい。
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス,都市と建築との関係、都市計画の概念について（1回）
2.都市とは何か。都市化について（1回）
3.都市の性格、範域、分類（1回）
4.都市の類型化レポート作成（1回）
5.都市問題と都市計画、古典的都市問題（1回）
6.現代的都市問題（1回）
7.イギリスの近代都市計画発展過程（1回）
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1.建築集合体として都市形態・都市計画の概念を理解できる。
2.様々な都市論と都市化現象を理解できる。
3.都市の基本的性格、範域の定義を理解できる。
4.都市を分類できる。
5.古典的都市問題と居住環境問題の関連を理解できる。
6.現代的都市問題の複雑さを理解できる。
7.イギリスの都市計画発展を理解できる。
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| 前期中間試験 |
実施する
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8.日本の近代都市計画発展過程（1回）
9.現代都市計画へ影響を与えた計画論（レポート作成）（2回）
10.上記のレポート発表（2回）
11.地区診断調査（3回）（グループ作業）
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8.日本の都市計画発展を理解できる。
9.10.建築家、社会思想家などの計画論を理解できる。
（パソコンで資料収集し、プレゼ資料が作成でき、発表できる）
11.計画づくりのための調査方法を理解しマップを作成できる
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| 前期期末試験 |
実施する
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12.都市計画の立案の過程とマスタープラン（1回）
13.都市計画の理念・哲学
（13-1) 都市計画の主体・担い手（1回）
（13-2) まちづくりセンター、住民と行政の対立（1回）
（13-3）高齢者にやさしい建築と都市のあり方（1回）
（13-4）防災計画と都市計画（1回）
（13-5）環境計画と都市計画（1回）
（13-6）商業建築と都市計画（1回）
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12.計画立案のプロセスと都市マスの重要性を理解できる。
13-1.都市計画の主体者としての住民役割を理解できる。
13-2.住民支援としてのまちづくりセンターの機能を理解できる。
13-3.都市と建築のバリアフリー化、ユニバーサルデザインを理解できる。
13-4.都市における防災施設のあり方、防災計画づくりを理解できる。
13-5.アメニティと生活環境、都市環境の関係を理解できる。
13-6.都市計画における商業地計画の問題と留意点を理解できる。
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| 後期中間試験 |
実施する
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（13-7）景観計画と建築デザイン（1回）
14.都市計画法の理念と概要（1回）
15.土地利用計画、都市施設（2回）
16.市街地開発事業、地区計画（1回）
17.都市化と住宅問題（1回）
18.都市計画と住宅政策（1回）
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13-7.景観に配慮した建築デザイン上の留意点を理解できる。
14.都市計画法の構成、建築基準法との関係を理解できる。
15.線引き制度、用途地域、都市施設の意義を理解できる。
16.土地区画整理の手法、地区計画制度と基準法との関連を理解できる。
17.都市計画における住宅問題を理解できる。
18.住宅政策の歴史を理解できる。
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| 後期期末試験 |
実施する
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