シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要  近年、コミュニケーション能力の養成が従来以上に重視されつつある。この授業では
その基礎力を養うことを主眼として、「読む」「書く」ことの徹底と、「話す」「聴
く」ことの訓練を進めていきたい。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 教科書、ノートはもちろんのこと、この他に国語辞典、漢和辞典、国語便覧はいつも
持参すること。毎週表記トレーニングを実施するので必ず提出すること。自己チェック
の甘い学生には再提出を求める。なお、表記トレーニングの未提出は減点の対象とし、
夏休みの課題である読書レポートを出さない場合は国語の単位を認めない。
到達目標  コミュニケーションの基礎力を養い、「読む」「書く」「話す」「聴く」それぞれの
能力を総合的に生かすことができる。また、教材を通じて人類の文化に触れ、幅広い視
野に立って物事を考えることができる。
成績評価方法  試験(60%)・提出物(40%)
 なお、表記トレーニングで自己チェックの甘い学生には再提出の結果、条件を満たし
た場合は提出の扱いをする。なお、夏休みの課題である読書レポートが未提出の場合、
単位を認めない。提出が遅れた場合も減点の対象とする。
テキスト・参考書 テキスト:『展開 現代文 改訂版』(桐原書店)
参考書:『カラー版 新国語便覧』(第一学習者)
     大野晋『日本語練習帳』(岩波新書)
     梶原しげる『口のきき方』(新潮新書)
     小田島本有『釧路からー国語教師のメッセージ』(釧路新書)
メッセージ  授業を面白くさせるための努力をしてほしい。授業に遅れたり、勝手に休んだりしな
いことはもちろんだが、こちらからの質問にはしっかり答える姿勢を見せること、日頃
きちんと努力している学生を評価したいので、表記トレーニングや作文などの提出状況
は厳正に評価したい。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ガイダンス(1回)
「こころ」(3回)
表記・聴き取りトレーニング(4回)
日本語そのものへの基本的な認識をもつことができる。
夏目漱石の小説を味わい、議論ができる。
正しい表記・聴き取りができる。
前期中間試験 実施する
「こころ」(4回)
表記トレーニング(3回)
夏目漱石の小説を味わい、議論ができる。
正しい表記ができる。
前期期末試験 実施する
小論文の書き方(4回)
手紙の書き方(1回)
表記・聴き取りトレーニング(3回)
的確な日本語で小論文を書くことができる。
正しいスタイルで手紙を書くことができる。
正しい表記・聴き取りができる。
後期中間試験 実施しない
「コミュニケーションに働くもの」(中村明)(4回)
表記トレーニング(3回)
コミュニケーションのあり方について理解できる。
正しい表記ができる。
後期期末試験 実施する
© 2009,2010,2011 KNCT Syllabus System -- Ver. 0.85