シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 ・「聴く」ことは、人生を豊かにし、生きる力とよろこびをもたらすということを学ぶ。
・「うぬぼれ」に気づくと、愉しく生きていけることを学ぶ。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
・教科書を読んで、理解をしておいてください。
到達目標 ・「私の正しさ」を振り回さず、「私の正しさ」を疑うことができる余裕をもつ。
・「笑顔」を他者に差し出し、コミュニケーションができる。
成績評価方法 定期試験  60点以上  合格

定期試験:100%
授業への取組:±10%
テキスト・参考書 教科書:藤本一司『介護の倫理―贈与・身体・時間―』(北樹出版)
参考書:藤本一司『倫理学への助走』(北樹出版)
    藤本一司『カントの義務思想』(北樹出版)
    藤本一司『愉しく生きる技法』(北樹出版)

メッセージ みなさんと愉しい時間を過ごしたいと思っています。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
介護して「あげて」、育てて「もらっていた」を知る(4)




介護してあげるという私の位置(4)

なぜ「あげる」ことが、過去の「支えられていた」を深く感受できることになるのかを理解できる。
なぜ過去の「支えられていた」ことの感受は、未来に向かう力になるのかを理解できる。

なぜ「あげる」ことが、私の独善性への問いになるのかを理解できる。
「あげる」と「私の責任」がどのように関係しているのかを理解できる。
前期中間試験 実施しない
介護してあげると、喜びが到来する(7) わかって「あげる」とわかって「もらう」を対比して考えることができる。
「私を動かすこと」と「相手を動かすこと」がもたらす未来の違いを理解できる。
「あげる」が、なぜ「私の無限の向上」につながるのか理解できる。
前期期末試験 実施する
介護してあげるとは、身体に聴くこと(4)



身体は、「あげる・もらう」の交換を欲している(4)
「身体」は自律していることを理解できる。
「身体の未知性」とは何か理解できる。

「笑顔」の意味を理解できる。
「交換の内容」と「交換の持続」の違いを理解できる。
「あげ方・もらい方」と「身体の細やかさ」との関係を理解できる。
後期中間試験 実施しない
他者の身体の死は、「時間」を生成させる(4)




身体は、「時間」の伝搬者である(3)
「身体の死」が、どのように「脳のうぬぼれ」を曝露するのか理解できる。
「身体の死」が「時間」を生成させるとは、どういうことか理解できる。

「不在の他者の覚醒」と「時間」は、どのような関係にあるか理解できる。
「身体」が「時間の伝搬者」であることの意味を理解できる。
後期期末試験 実施する
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