授業の目標と概要 |
客観の世界を理解する学問分野は多い。
その中で主観の世界もまた理解されなければならない。
現在多発している心の病は主観的世界の無知による。
この世界を臨床的に知り、心の健康に寄与する。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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日常から小説等など言葉の文化によく接し、その言葉を生み出した深層に注意を向ける。
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到達目標 |
自己・自我の成り立ちを理解し、他我に対しても同様の視点を持てる。
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成績評価方法 |
中間試験はレポート、期末は試験を実施。
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テキスト・参考書 |
心理学(有斐閣)無藤隆他著
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メッセージ |
人間関係に発生する葛藤の原因とその対処方法について臨床的に考えたい。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.発達の年齢段階に生じる葛藤と克服体験が人格形成の基となる (5回)
2.人間関係の変化と人格成長の関係を見る (5回)
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1.云わば人生の継糸になる心理的体験の意味を理解できる。
2.内的世界形成に与える種々の構成要素を理解できる。
3.ヒトは人間によって育てられることによって人間になる。
4.認識が成立する基礎は人間関係によって支えられる。
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前期中間試験 |
実施しない
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3.自我の成り立ち (3回)
4.社会の中での自我の存在性 (4回)
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5.子供時代
6.思春期、青年期
7.壮年期
各年代との課題
8.障害の受容と克服
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前期期末試験 |
実施しない
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