シラバス情報

シラバス基本情報

授業内容・授業計画

授業の目標と概要  これまでに学んだ電気回路や電子回路などの知識を基にしてオーディオ機器やラジオ
の構造や動作原理を理解する.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 電気回路,電子回路についての理解を確実にしておくこと.
到達目標  AR検定2級合格またはそれに相当する知識を得ることが目標である.合格者には単位
が認定される.
成績評価方法  定期試験2回の平均点60点以上で合格とする。受業の態度が悪い者,課題の提出状況
が悪い者は最大20%の減点をおこなう.
テキスト・参考書 教科書:使用しない.プリントを配布する.
副読本:「ラジオ・音響技能検定試験2級技術教本」、加銅他著「最新オーディオ技
術」(オーム社)
メッセージ  身近にあるオーディオ機器の仕組みを知る事によって電子工学についての興味が一層
深まる事と思います.これまでに学んだ知識がどのようなところに応用されているのか
という事を念頭に置いて講義に参加してください.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.ガイダンス,講義のアウトライン,音響再生について(1回)
2.音響の基礎(2回)
3.マイクロフォンとスピーカ(2回)
4.スピーカシステム(1回)
5.テープデッキ(1回)
1.年間の講義計画を把握し,音響再生やステレオ方式について
 の概要を説明できる.
2.音波や聴覚の性質を説明できる.
3.電気-音響変換の原理や機械回路の概念を説明できる.
 マイクロフォンやスピーカの動作原理を説明できる.
4.スピーカシステムの仕組みと動作原理を説明できる.
5.テープデッキの構造,動作原理を説明できる.使用されてい
 る電子回路について説明できる.
後期中間試験 実施する
1.変調方式と放送(1回)
2.ラジオ受信機と性能(2回)
3.ラジオ・オーディオ機器の測定(1回)
4.ディジタルオーディオの基礎(2回)
5.ディジタル音響機器(1回)
1.放送に使用されている変調方式の原理と特徴を説明できる.
2.AM及びFMラジオ受信機の構造と動作を説明できる.
3.ラジオ受信機や各種オーディオ機器の性能の測定法につい
 て説明できる.
4.デジタル録音と再生の原理について説明できる.
5.CDプレーヤ等のディジタルオーディオ機器の構造と動作原理
 を説明できる.
後期期末試験 実施する
© 2009,2010,2011 KNCT Syllabus System -- Ver. 0.85