授業の目標と概要 |
今日、システムは我々の生活の隅々にまで存在している。一方で、システム構築のため
のプロジェクトは大規模化し、管理することが困難になりつつある。システム工学を
通して、工学的なアプローチの手法を身につけることを目指す。釧路高専教育目標:D
(50%),E(50%)、JABEE目標:d-2-c, e, h
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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簡単な計算をするので、電卓を用意すること。
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到達目標 |
・システムの概念を理解できる。
・システム設計のための方法論を理解し、簡単なシステムを設計できる。
・システムのモデリング、シミュレーションについて理解できる。
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成績評価方法 |
合否判定:定期試験の結果が60点以上であること。
最終評価:定期試験の結果(90%)とレポート、演習の結果(10%)の合計。
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テキスト・参考書 |
教科書:『システム工学 第2版』 室津義定(共著) 森北出版社
参考書:『システム工学』 石川博章 共立出版社
参考書:『NASAを築いた人と技術』 佐藤 靖 東京大学出版会
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メッセージ |
工学におけるシステムとは何か、どのような手法で取り扱うかを学ぶ。授業を通して得
られた知識や方法論をもとに、工学的な思考やプロジェクト遂行能力を身につけて欲しい。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1. システムとシステム工学(1回)
2. システムの計画、データの解析(4回)
3. モデリングとシミュレーション(3回)
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・システム工学の概念を理解できる。
・スケジューリングや解析技法を理解できる。
・モデリング、シミュレーションについて理解できる。
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前期中間試験 |
実施しない
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4. 最適化手法(4回)
5. 信頼性(2回)
6. 演習(1回)
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・最適化技法について理解できる。
・システムの信頼性について理解できる。
・システム工学における各種計算方法を理解できる。
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前期期末試験 |
実施する
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