授業の目標と概要 |
メカトロニクスシステムの例としてPICマイコンを搭載した自律移動型ロボットを取
り上げ,ロボットを製作するために必要な知識と,さらにマイコンのプログラミングを
通してロボットを自在に制御する方法を修得する.
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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講義ごとに配布するテキストをもとに,講義,実験を行い.各実験のレポートを提出し
てもらう.定期試験までに課題・レポートをすべて提出しなければ受験資格を与えない
ので,課題・レポートは必ず提出すること.
受講希望者が40名を超えた場合には,レポート課題を提示し,課題を提出した学生の
中から受講学生を選抜します.
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到達目標 |
機械をコンピュータで制御する方法について説明することができる.
簡単なメカトロニクスシステムを設計することができる.
ロボットに搭載されたPICマイコンのプログラムを作成し,ロボットを自在に制御す
ることができる.
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成績評価方法 |
合否判定:2回の定期試験の結果の平均が60点以上であること.
最終判定:定期試験2回(60%),レポート(40%)にて評価する.
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テキスト・参考書 |
自作プリント
ロボット制御のエレクトロニクス オーム社 船倉 他
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メッセージ |
講義した内容を実際に実験を通じて理解を深め,実験についてのレポートを提出しても
らう.ワンチップマイコンであるPICを利用してロボットを制御することによりメカ
トロニクス技術を体験してほしい.
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
メカトロニクスの概要(1)
マイコンによるロボット制御(2)
マイコンによるDCモータのPWM制御(2)
センシング技術の概要(1)
マイコンによるセンシング(1)
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メカトロニクスの構成要素とその役割について説明できる.
マイコンによりDCモータをPWM制御できる.
マイコンとセンサを組み合わせて物理量をセンシングできる.
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後期中間試験 |
実施する
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ワンチップマイコンによる自律移動型ロボットの制御(8)
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ワンチップマイコンを使ってDCモータ,センサーを制御することにより自律移動型ロボットを制御できる.
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後期期末試験 |
実施する
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