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制御工学特論

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 2自由度ロボットアームを制御対象として取り上げ,ロボットに希望する動作させるた
めに必要な運動学,動力学,制御方法を修得し,さらに制御系CADを使用してロボット
の制御系設計法・シミュレーション方法を身に付けることを目的とする.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
ロボティクスでは,1年次開講の制御工学特論で修得した知識を前提として講義を行う
ため,制御工学特論の単位を取得している者のみ履修できる.
到達目標 2リンクロボットアームの制御系を設計できること.
制御系CADを用いた数値シミュレーション技法を修得すること.
成績評価方法 合否判定:定期試験の結果が60点以上であること.
最終評価:定期試験70%+演習・レポート(30%)で評価する.
テキスト・参考書 テキスト 短期集中 振動論と制御理論 吉田勝俊 日本評論社
参考書 ロボット制御工学入門 美多 勉 大須賀 公一 コロナ社
メッセージ ロボットの数値シミュレーションを通して,ロボットを制御するイメージを身につけて
欲しい.定期試験までに演習・レポートをすべて提出しなければ受検資格を与えないの
で,演習・レポートは必ず提出すること.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ラグランジュの運動方程式(1)
簡単なシステムの運動方程式と状態方程式(2)
DCモータのダイナミクスと制御(2)
2自由度線形振動系の制御(2)
ラグランジュの運動方程式を用いて,システムの運動方程式を導出することができる.
導出した運動方程式を制御系CAD を使ってシミュレーションし,その結果を可視化できる.
後期中間試験
2リンクロボットアームの運動学(2)
2リンクロボットアームの動力学(3)
2リンクロボットアームの軌道追従制御(3)
2リンクロボットアームの運動方程式を導出することができる.
ロボットアームの軌道追従制御系を設計し,制御系CADを使って制御系のシミュレーションをし,その結果を可視化できる.
後期期末試験
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