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授業内容・授業計画

授業の目標と概要 交流電力の理論、交流電力の測定器、照明光源、電気材料、高電圧などについて実験を
通して学習する
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
本実験は、3 学年の電気回路を基礎とする。実験ノートおよび定規、方眼グラフを持参
しなければ出席としない。ボールペンでのレポート作成は認めない。レポート用紙の罫
線を正しく用い,直線直角で作図・作表しなければ不完全なレポートとする.不完全な
レポートは返却せず裁断廃棄する場合が多い。
到達目標 各実験項目の計測原理・方法を理解し、計測器を使用できる。さらに、それらの結果を
考察し、報告書を作成することができる。
成績評価方法 別に定める電気工学科の評価基準による。
テキスト・参考書 配布テキスト
参考書:「新高電圧工学」阪本、田頭共著朝倉出版
照明工学、電気学会
30cm定規を必ず用意すること。
メッセージ 死に直結する高電圧を扱うので,危険のないよう注意する。
実験は3~4 人1 班として、下記の実験テーマをローテーションで行う。
ボールペンでのレポート作成は認めない。レポート用紙の罫線を正しく用い,直線直角
で作図・作表しなければ不完全なレポートとする.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ガイダンス(3 回)
1)R-L 回路のベクトル軌跡(2 回)
2)R-C 回路のベクトル軌跡(2 回)
レポート指導(1 回)
1)抵抗およびコイルの直列・並列回路における電圧電流のベクトル図の概念を理解出来る。
2)抵抗および容量の直列・並列回路の電流、電圧ベクトル図を理解できる。
前期中間試験 実施しない
3)単相電力計の誤差特性(2 回)
4)積算電力計の誤差試験(2 回)
5)誘導型過電流継電器の特性試験(2 回)
レポート指導(1 回)
3)単相電力計・無効電力計の接続方法を習得するとともに、電力・無効電力および皮相電力関係を理解できる。
4)負荷電流、印加電流による誘導型積算電力計の誤差特性を理解できる。
前期期末試験 実施しない
6)白熱電球の光度測定(2 回)
7)白熱電球および蛍光灯の特性試験(2 回)
8)エプスタイン装置による鉄損測定(2 回)
レポート指導(1 回)
6)ルンマーブロデューンの光度計の原理、光度測定方法および配光曲線を習得し、光度測定により、その配光曲線を求めることが出来る。
7)球形光束計の原理、光束測定方法、白熱電球および蛍光灯の特性を習得し、その特性曲線を求めることが出来る。
8)エプスタイン装置によって鉄損を測定し、磁化材料の磁化曲線を求めることが出来る。
後期中間試験 実施しない
9)衝撃電圧実験 硝子のフラッシュオーバー試験(2 回)
10)針対平板電極の極性効果試験(2 回)
11)変圧器油の絶縁試験(2 回)
レポート指導(2 回)
9)衝撃電圧発生器の原理を理解し、その操作、波形観測、電圧測定方法を習得する。
10)針対平板ギャップの放電特性を求め、極性効果を理解する
11)絶縁油の粘度、引火点および絶縁破壊試験を行い、その試験方法を習得する。
後期期末試験 実施しない
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