| 授業の目標と概要 |
演習問題を解くことを通して物理現象を理解し，それを数量的，数式的にとらえる能力
を養う．科学的思考力を養うとともに，学ぶことの楽しさを実感してもらいたい．この
授業では，1，2年の物理で学習した力学，熱力学，波，3年の応用物理で学ぶ電磁気学
の演習を行う。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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授業で配布されるプリント等はいつでも携行して下さい．演習や試験問題によっては電
卓が必要です．数値化，図示をする場合は約束事（授業で指示）をふまえた表現が必要
です．
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| 到達目標 |
波動現象を視覚的，数値的に扱うことが出来る．
物体にはたらく力を図示し，大きさを計算できる．
運動方程式や力学的エネルギー，運動量によって，運動を定量的に扱える．
熱量と温度変化の関係を定量的に取り扱える．
電位や電場等，電磁気に関する基本的概念を理解し，物理量の定量的な計算が出来る．
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| 成績評価方法 |
合否判定：定期試験（400点満点）＋学習到達度試験（50点満点）≧270点の場合は合格．
最終評価：合否判定と同じ．
再試験は60点以上を合格とする．
再試験で合格した者の最終評価は60点とする．
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| テキスト・参考書 |
テキスト：プリントを配布します．
参考書：物理I, II（東京書籍，文部科学省検定教科書）
ネオパル物理I+II（第一学習社）
初歩から学ぶ基礎物理学「電磁気・原子」（大日本図書）
力学I 問題集，熱・波動 問題集，電磁気・原子 問題集（大日本図書）
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| メッセージ |
物理法則は，自分の力で演習問題を解くことによって理解が深まります．質問などを通
して授業に積極的に参加することが，授業の内容を豊かにします．
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
ガイダンス（1回）
等速度運動（1回）
等加速度運動（1回）
放物運動（1回）
力の成分表示，力のつり合い（1回）
運動方程式（1回）
力学的エネルギー（1回）
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数値の科学表記ができる．
等速度運動物体の変位を算出できる．
等加速度運動物体の変位を算出できる．
放物運動物体の変位を算出できる．
力の成分表示と力のモーメントの算出が出来る．
力が働いている物体の運動方程式を立てられる．
力学的エネルギーを算出できる．
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| 前期中間試験 |
実施する
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等速円運動（1回）
単振動（1回）
運動量と力積（1回）
比熱（1回）
ボイル・シャルルの法則（1回）
熱力学第１法則（2回）
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等速円運動の向心力を算出できる．
単振動の周期を算出できる．
衝突における運動量と力積を算出できる．
比熱を算出できる．
気体の温度，圧力，体積を算出できる．
内部エネルギー，仕事，熱量を算出できる．
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| 前期期末試験 |
実施する
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振動・波動の表し方（2回）
音・光の性質（1回）
ドップラー効果（1回）
波の干渉（1回）
波の反射（1回）
固有振動（1回）
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波を図示（y-x図，y-t図）できる．
音と光の周波数や波長を計算できる．
ドップラー効果を計算できる．
波の干渉を図示できる．
自由端・固定端での波の反射の様子を図示できる．
弦や気柱内の固有振動を図示できる．
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| 後期中間試験 |
実施する
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万有引力（1回）
クーロンの法則（1回）
静電場・電位（1回）
キャパシタの電気容量と接続（1回）
静磁場とアンペールの法則（1回）
ローレンツ力（1回）
電磁誘導（1回）
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万有引力を算出できる．
電荷間にはたらく力を算出できる．
対称性の高い場合の電場・電位を算出できる．
キャパシタの電気容量とキャパシタ回路の計算ができる．
対称性の高い電流磁場を算出できる．
電流や電荷にはたらく磁気力を算出できる．
誘導起電力を算出できる．
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| 後期期末試験 |
実施する
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