授業の目標と概要 |
GTK+2というツールキットを使いX Window System上でGUI持つアプリケーション
の作り方を修得する.フィジカルコンピューティングを体験しPCの中で閉じていた
プログラミングを外界に広げより広範囲のプログラミング技術を修得する.PCのグ
ラフィック機能とフィジカルコンピューティングが融合するプログラミング技術を
修得
する.
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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Web ページなどで,GTK+チュートリアル(日本語版)を参照すると,より 深く GTK+を
利用することができる.また,GTK+を使ったプログラミングの参考には,インクルード
ファイルの中にヒントが隠されている場合が多い. C 言語の知識は必須である.
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到達目標 |
GTK+というツールキットを使って,GUI を持つアプリケーションプログラムを作り上
げることができる.
Arduinoコントローラを使ってフィジカルコンピューティングを実現できる.
GTK+によるGUIアプリケーションプログラムとArduinoとの連携ができる.
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成績評価方法 |
情報工学科の評価基準に基づき別に定める
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テキスト・参考書 |
テキスト:Web ページに実験テーマと実験手順を示す.
参考書:GTK+チュートリアル(日本語版)
http://www.kitanet.ne.jp/̃asler/linux/gtk/ja/gtk tut ja.html
Arduino日本語リファレンス
http://www.musashinodenpa.com/arduino/ref/
Arduino Language Reference
http://arduino.cc/en/Reference/HomePage
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メッセージ |
手を動かして色々試してみるのが,解決の早道.
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
・GTK+2プログラミング事始め(2回)
・ウィジェットに絵を載せよう(3回)
・ウィジェットの絵を代えよう(2回)
・GTK+のグラフィックスとイベント処理(3回)
・ファイルから読み込んだ画像を表示させよう(3回)
・ウィンドウをスクロールさせよう(2回)
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・GTK+を使ったプログラミングのスタイルを把握することができる.ウィジェットをプログラムで自由に配置することができるようになる.
・ウィジェットに絵を表示することができる. ウィジェットの絵を変えることができる.
・GDK を使うことで,グラフィックを扱うこ とができるようになる. イベントを利用して自由に絵を描くこ とができるようになる.
・画像データを読み込んで画面に表示することができるようになる. 画像を処理して再び画面に画像を表示することできるようになる.
・スクロール機能を使うことができるようになる.
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後期中間試験 |
実施しない
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・サムネイル画像一覧を作ろう(2回)
・メニューバーをつけよう(2回)
・フィジカルコンピューティングをはじめよう(3回)
・LEDの点灯制御をしよう(2回)
・加速度センサを使ってみよう(3回)
・GTK+でフィジカルコンピューティング(2回)
・一年間のまとめ(1回)
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・小さな画像一覧を作ることができるようになる. 小さな画像をクリックして元画像を表示することができるようになる.
・アプリケーションにメニューバーを付けることができるようになる. ボタンの無いメニューバーだけのアプリケーションにすることができる.
・ペインウィンドウを利用してボタン等を隠すことができるようになる.
・コンピュータと外界をつなぐインターフェイスを使うことができるようになる.フィジカルコンピューティングのプログラミングができるようになる.
・3色LEDの制御により複数の色でLEDを点灯できるようになる.また,明るさをプログラムで制御できるようになる.
・加速度センサを利用したプログラミングができるようになる.
・GTK+のグラフィック機能とフィジカルコンピューティングを融合したプログラミングができるようになる.
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後期期末試験 |
実施しない
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