シラバス情報

シラバス基本情報

関連科目
前関連科目 後関連科目
本科(数学,応用数学)

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 複素関数の扱い方や微分法・積分法に関する基本的な考え方を理解し,理工系分野への
応用への基礎知識を養う.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
授業の説明をきちんとノートし,指示された問題をあとで自分で解いて理解を深めるこ
とが重要である.
到達目標 教科書の問題の60%を解くことができる.
成績評価方法 定期試験の平均点で評価する(100%).
試験成績が60 点以上の場合,レポート提出などを10%までの範囲で加減する.
テキスト・参考書 教科書:『複素関数の基礎』 寺田文行 著 (サイエンス社)
メッセージ 授業の内容を理解するには復習が欠かせない.
授業のあった日は必ず自分で類似の問題を解いて,理解を深めておくことが必要である.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
0.ガイダンス(1 時間)
1.複素数平面(4時間)
  複素数と複素数平面,極形式
2.1 次変換(3時間)
  1 次分数関数,一般の1 次変換の分解
3.正則関数(6時間)
  複素関数,正則関数,C-R 方程式,等角写像性
・複素数の演算の幾何学的意味が理解でき,基本的な計算ができる.
・1 次変換を通して複素関数の写像としての理解ができる.
・関数の正則性を理解し,基本的な関数の複素微分ができる.
後期中間試験 実施する
4.複素初等関数(4時間)
  指数関数,三角関数,対数関数,無理関数
5.複素積分(6時間)
  定積分とその性質,積分路のとり方
6.コーシーの定理とその応用(6時間)
  線積分,コーシーの定理,留数,極
・複素初等関数の定義を理解し,その導関数および写像としての性質を調べることができる.
・複素数平面上の曲線に沿っての線積分を理解し、その計算ができる.
・コーシーの定理を理解し,留数の計算や定積分の計算ができる.
後期期末試験 実施する
© 2009,2010,2011 KNCT Syllabus System -- Ver. 0.85