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授業内容・授業計画

授業の目標と概要 近年、日本の不景気は新規就職にも影響を及ぼしているが、多くの日本企業は海外市場
を開拓するため、在日留学生の雇用を拡大している。2011年、パナソニックでは、採用
者の80%が留学生であったし、日立は薄型テレビの生産を2012年から国外で行う
ことを決めた。日本文化に理解ある留学生と中国文化を理解する日本人学生への期待は
大きい。隣国であり、日本にとって重要である中国の文化を学ぶとともに、国際的視野
を持つことの大切さを理解することを授業の目標とする。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
外国文化を学ぶことは、日本を知ることにつながる。技術者として、歴史、文化を学ぶ
ことは、技術を学ぶことと同様に重要であると心得ること。積極的に授業に参加し、下記
文献による自学自習を怠らぬこと。


到達目標 中国の社会、文化などに関する基礎的な知識を身につけ、日本とも比較しながら国際的
視野に立って、現代中国の特徴的な事象(例えば経済)について説明できる。
成績評価方法 定期試験(100%)。ただし、合格者については課題提出による加点を行う。
2回の定期試験の平均が60点以上で合格である。
テキスト・参考書 テキスト: 『ニイハオ!中国語』 山下輝彦、金星堂
参考書: 『現代中国の文化』 編者:張競 著者:孫玉齢 藩世聖、明石書店
      『中国語文法参考書ー基礎からよくわかる』大内田 三郎、駿河台出版社
      『東アジアの国際分業と日本企業』 天野倫文,有斐閣
この他、教員作成のプリントを授業の中で配布する。 
メッセージ 中国は歴史的にも、また近年は特に経済的に日本にとって重要な国である。
中国についての理解を深めることは、アジアに目をむけることであり、「アジアの中の
日本」を知ることにつながる。 国際的視野をもって学習し、それを社会に役立ててい
くよう期待する。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
中国経済の概況、人口、環境など   3回
中国の改革解放、世界経済の中の影響 2回
日本企業の対中進出、進出戦略、状況および諸問題。中国企業の脅威など検討して学習する。       3回
中国の社会、経済について理解することができる。
日中関係について理解することができる。
後期中間試験 実施する
中国語と日本語(文字、文法、日常会話) 7回
簡単な挨拶、自己紹介ができる。
中国語に対する興味を引き出すことができる。
後期期末試験 実施する
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