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建築構造力学Ⅲ 応用力学

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 地震と建築物の振動について学習し,地震応答解析に関する基礎知識を身につけるとともに,振動
実験教材および数値解析ソフトの利用を通して耐震構造に関する理解を深める。
弾塑性の基本について学習し,簡単な骨組みの保有水平耐力を求めることができる。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
建築構造力学Ⅰ,Ⅱ,Ⅲの内容を理解していること。
行列の計算を理解していること。
関数電卓を準備すること。
自学自習用にパソコンを準備し,解析ソフトを利用できることが望ましい。
到達目標 (1)地震応答解析に関する基本的な用語を理解している。
(2)構造物の特徴と揺れ方の違いの関係について説明できる。
(3)弾塑性の基本を理解し,簡単な骨組みの保有水平耐力を求めることができる。
成績評価方法 2回の定期試験の平均で評価し,60点以上を合格とする。
不合格者には再試験を行い,60点以上を合格とする。
テキスト・参考書 テキスト:石山祐二著「耐震規定と構造動力学」(三和書籍),阪口 理ほか「テキスト建築構造
力学Ⅱ」(学芸出版)
参考書:やさしい建物の振動(アットワークス),耐震構造解析(森北出版),建築構造力学Ⅱ
(学芸出版)
メッセージ 選択科目ではあるが,途中で投げ出さずに最後まで取り組んでほしい。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.振動解析の基礎
(1)ガイダンスと振動解析の概要(1回)
(2)1質点系の自由振動(2回)
(3)2質点系の自由振動(2回)
(4)振動模型を用いた演習(2回)
・地震応答解析に関する基本的な用語を理解できる。
・構造物の特徴と揺れ方の違いの関係について説明できる。
後期中間試験 実施する
2.弾塑性解析の基本
(1)弾塑性解析の概要(1回)
(2)塑性解析の基礎(2回)
(3)崩壊機構と保有水平耐力(4回)
・塑性断面係数,全塑性モーメントについて理解でき,それらを算出することができる。
・崩壊機構を理解し,保有水平耐力を算出できる。
後期期末試験 実施する
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