授業の目標と概要 |
我が国の歴史の展開を世界史的視野に立ち、我が国を取り巻く国際環境などを関連づけ
て考察する。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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テキストによる事前学習を心がけること。
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到達目標 |
開国からはじまる日本の近代史の特色を理解するため、具体的な19世紀世界を理解する。
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成績評価方法 |
定期試験80%、年10回以上の課題・ノート等の提出(20%)で評価し、60点以上が
合格。60点未満の者には再試験(またはレポート)を課し、60点以上を合格とする。合
否判定もこれに同じ。
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テキスト・参考書 |
テキスト: 「日本史A」 (東京書籍)
参考書: 「山川日本史小辞典」(山川出版社)
田中彰「近代日本の歩んだ道」(人文書館)
「地図で訪ねる歴史の舞台」(帝国書院)
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メッセージ |
釧路市博物館(釧路の先史時代・釧路の近世と近代)や史跡北斗遺跡を訪れ、釧路の歴
史に触れてみてください。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス (1回)
2.近代以前の日本社会の概観 (4回)
3.19世紀世界の動向と日本 (3回)
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1.授業展開の見通しを持つことが出来る。
2.開国を起点としての天保の改革の前後を理解することができる。
3.産業革命がもたらした経済・政治・国際関係の変化を理解することができる。
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前期中間試験 |
実施しない
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4.開国と倒幕(3回)
5.明治新政府と諸改革と社会の変化(3回)
6.明治初期の外交と反政府運動(2回)
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4.アメリカの開国要求の背景と対応を理解することができる。
5.成立間もない新政府の方針にはどのような特徴があったかを理解することができる。
6.明治初期の日本人は外国人をどのようにみたのか、また、交渉はどのように行われたか理解することができる。
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前期期末試験 |
実施する
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7.近代国家の成立と国際関係の推移(2回)
8.立憲体制の成立(4回)
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7.アジアの諸地域では近代国家建設に向けてどのような動きがあったのか理解することができる。
8.明治憲法の成立過程と諸法典についてその内容を理解することと、憲法に伴って成立した社会問題発生原因を理解することができる。
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後期中間試験 |
実施しない
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9.日清戦争と国際関係(2回)
10.日露戦争前後の世界と日本(3回)
11.資本主義の発達と社会運動(3回)
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9.日清戦争の原因・経過・影響について、また、戦後の資本主義の確立と社会問題発生原因を理解することができる。
10.日露戦争の影響を理解することができる。
11.戦後の資本主義の発達と社会運動への過程を理解することができる。
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後期期末試験 |
実施する
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