授業の目標と概要 |
コンピュータを用いた計測・制御手法を実験を通して修得する.C言語を用いて,与え
られた課題を実現するプログラムを作成する.また,そのプログラムを利用した特性測
定などの経験を積む.
|
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
|
3学年までに修得しているC言語と電子工学実験IVで習得した知識を必要とする.各自
しっかりと身に付けておくこと.
|
到達目標 |
C言語を用いて,与えられた課題を実現するプログラムが作成できること.作成したプ
ログラムを用いて指定された特性測定ができること.実験を元に,レポートを作成でき
ること.
|
成績評価方法 |
実験レポート(70%:書き方,内容,考察,期限) + 実験態度(30%:取り組み,欠席)
で評価し,60点以上で合格とする.
ただし,課題として与えられたレポートを全て提出しなければ,不合格とする.
|
テキスト・参考書 |
実験指導書を配布する.
教科書:「明解C言語 入門編」,柴田望洋,ソフトバンクパブリッシング
|
メッセージ |
実験内容を十分に修得すれば,卒業研究につながる基礎として役立つ.
実験は積極的に参加して,手を動かすこと.
|
授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ステッピングモータの制御 7回
2.2重積分型A/Dコンバータ 6回
3.サンプルホールド回路 2回
|
ステッピングモータの構造・動作を理解し,回転制御をすることができる.
2重積分型A/Dコンバータの動作を理解し,A/Dコンバータを制御するプログラムを作成できる.サンプルホールド回路の特性を調べ,その動作を説明できる.
|
後期中間試験 |
実施しない
|
4.D/Aコンバータ 6回
5.逐次比較型A/Dコンバータ 6回
5.音声信号処理 3回
|
D/Aコンバータの動作を理解し,D/Aコンバータを制御するプログラムを作成できる.逐次比較型A/Dコンバータの動作を理解し,制御プログラムを作成できる.
A/D・D/Aコンバータを利用して音声信号を取り込み,信号を加工してスピーカから出力するプログラムを作成することができる.
|
後期期末試験 |
実施しない
|