シラバス情報

シラバス基本情報

関連科目
前関連科目 後関連科目
なし なし

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 CG 自動生成に関する講義・実習を通じて,プログラミング能力(作業を自動化・省力
化する能力,アイディアを実現・改善する能力)を修得する.
前半では,C 言語によるタートルグラフィックスを題材として,効率的なプログラミン
グの作法を理解するとともに,任意の線画の生成処理を効率良く記述する.
後半では,三次元 CG 記述言語 POV-Ray を利用し,複雑なシーンの生成処理を効率良
く記述する.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
・実習では極力,GUI に頼らず,キーボード操作による作業を中心とする.したがっ
て,本科目を受講するためには,最低限のタイピング能力が要求される.
・本科目は,CG の単なる作成を目的とするものではない.作業の効率化が目的であ
る.CG は単なる手段(例題)にすぎない.
・すべての実習課題(4個程度)について完全なレポートを所定の期日までに提出する
こと.
到達目標 ・前半:任意の線画生成処理を効率良く記述できる.
・後半:複数の任意形状からなる複雑なシーン生成処理を効率良く記述できる.
成績評価方法 ・最終評価:
中間試験×25%+期末試験×25%+実習課題×50%
(または,再試験×50%+実習課題×50%)
・合否判定:最終評価≧60%
テキスト・参考書 ・教科書・問題集:担当教員オリジナル実習用ウェブページ
・参考書:インターネット上の参考資料を随時提示する.
メッセージ ・プログラミング経験者へ:未経験者の模範となるような成果物を披露できるよう,技
術を研きましょう.
・プログラミング未経験者へ:積極的に実習に参加し,技術的な守備範囲を拡げましょう.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
0. ガイダンス(1 回)

1. C 言語によるタートルグラフィックス(7 回)
・プログラミングの基礎:制御構造(連接,反復,選択)
・プログラミングの効率化:抽象化(関数,再帰)
・自由制作1
1.
・構造化プログラミングの概念を理解する.
・タートルグラフィックスで任意の線画を効率良く記述できる.
前期中間試験 実施する
2. POV-Ray による 3D-CG(7 回)
・任意の形状のプログラミング(三次元座標,CSG)
・複雑なシーンのプログラミング(マクロ,関数,反復)
・アニメーション
・自由制作2
2.
・POV-Ray で任意の形状を記述できる.
・POV-Ray で複雑なシーンを効率良く記述できる.
前期期末試験 実施する
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