授業の目標と概要 |
レゴ社のマインドストームを用いたロボット製作を通して、プロジェクトの進め方、ま
とめ方を学ぶ。制約があり、正解が1つでない課題に対して、実現可能な解を提案する
ことで、エンジニアとしての素養を身につける。
釧路高専目標:D(50%), E(50%)、JABEE目標:d-2-c, e, h
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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ロボット製作には、プログラミング、制御工学、計測工学、電子回路、コンピュータな
どの広範囲な知識が必要とされる。関連分野の授業内容を確認しておくこと。
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到達目標 |
・専門分野で履修してきた知識をもとに、課題を解決することができる。
・自発的に計画、遂行でき、課題の解決策を見出すことができる。
・複数人による協調作業を行うことで、コミュニケーション能力を養う。
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成績評価方法 |
最終判定:計画書および最終報告書(60%:問題点の把握、独創性、論理性)、製作物の
評価(30%:提案書諸元の実現、機械としての性能)、プレゼンテーション(10%:説明
能力、質疑応答)などにより総合的に判断し、60点以上を合格とする。
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テキスト・参考書 |
参考書:『ロボットレースによる 組込み技術者養成講座』 ETロボコン実行委員会 毎
日コミュニケーションズ
参考書:『Maximum Lego Nxt』Bagnall Variant Press
参考書:『マインドストーム・プログラミング入門』 B. Bagnall CQ出版
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メッセージ |
ロボット製作というプロジェクトを通して、与えられた制約の中での仕事の進め方、ま
とめ方を学ぶ。また、ロボット製作のプロジェクトは、2人1組のチームとして活動す
る。メンバー間のコミュニケーションに努めること。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1. ガイダンスとレゴNXT説明(2回)
2. C言語プログラミングと基本課題の製作(2回)
3. 応用課題1の製作(4回)
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・ロボット製作とプロジェクトについて理解できる。
・C言語により、ロボットを制御することができる。
・課題の解決策を見出すことができる。
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後期中間試験 |
実施しない
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4. 発表、コンテスト(1回)
5. 応用課題2の製作(5回)
6. 発表、コンテスト、まとめ(1回)
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・課題の解決策についてプレゼンテーションできる。
・プロジェクトを自発的に計画、遂行することができる。
・主体的にプロジェクトを進めることができる。
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後期期末試験 |
実施しない
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