授業の目標と概要 |
オブジェクト指向は,大規模システム開発に欠かせない技術である.本講義では,
オブジェクト指向言語smalltalkを通して,オブジェクト指向の概念,MVCアー
キテクチャ,クラス,継承等について学ぶ.さらに,コンポーネントウエアにつ
いてその概念を学ぶ.
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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本科で学んだプログラミングやコンピュータに関する知識を基礎とする.コンピュータ
を用い講義の内容を確かめながら授業を進める.授業中に確かめられることができなかっ
た項目については,時間外に確かめること.授業で使用したパワーポイント原稿および
プログラムは,ダウンロード可能にしてある.パワーポイント原稿の中には,課題を記
してあるので,授業以外の時間に行うこと.
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到達目標 |
オブジェクト指向の考え方を理解して,簡単なプログラムを作成することがでる.
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成績評価方法 |
定期試験 100%
授業態度 ±10%
合否判定:定期試験の結果が60点以上
最終評価:定期試験の結果(100%)と授業態度(±10%)との合計
合否判定で不合格となった場合は,次年度再履修
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テキスト・参考書 |
必要に応じて資料を配布する
教科書:Squeakプログラミング入門 ジーン・コリエネック他,菅原一孔他訳 星雲社
参考書:Squeak入門 Mark Guzdial, Kim Rose 編 軋音組訳 SiBaccess
Meme Media and Meme Market Architechture Y.Tanaka Wiley Interscience
Smalltalk-80入門 竹内郁雄,梅村恭司 サイエンス社
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メッセージ |
オブジェクト指向の元祖であるSmalltalkを通して,オブジェクト指向の考え方を学んでほしい.
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
授業のガイダンス・プログラミング言語(1回)
オブジェクト指向の概念(2回)
SmalltalkとSqueak
Squeakの基本操作(1回)
Squeakの文法(2回)
クラスとインスタンスとメソッド
継承・多様性(1回)
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プログラミング言語と機械語およびコンピュータのとの関係を説明できる.
オブジェクト指向の考え方を理解できる.
Squeakの簡単なプログラムを定義し,実行することができる.
Squeakにおけるクラスやメソッドをツールを使って参照することができる.
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後期中間試験 |
実施しない
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MVCモデル
メッセージモデル(2回)
コンポーネントウエア
コンポーネントウエアにおけるオブジェクト管理(3回)
コンポーネントウエアの応用(3回)
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オブジェクト間におけるメッセージの流れを説明できる
コンポーネントを利用したプログラムを作成できる.
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後期期末試験 |
実施する
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