授業の目標と概要 |
「身体」の根源的な意味を問い、「われ思う」を「身体」から揺り動かすことができる。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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テキストを予習し、レヴィナスと自分の考えとを照らし合わせてみる。
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到達目標 |
「身体」と「意識」の構造、そして、この両者の関係を理解できる。
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成績評価方法 |
合否判定:定期試験(中間50%+期末50%) 60点以上を合格とする
最終評価:合否判定点+その他の評価点(+-10点)
その他の評価点:マイナス(居眠り、授業以外のことをする、私語・暴言)
プラス(積極的な授業への取り組み))
ただし,最終評価の最高点は100点,最低点は60点とする.
再試験:不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする.
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テキスト・参考書 |
教科書:藤本一司『老いから学ぶ哲学』(北樹出版)2012
参考書:藤本一司『介護の倫理』(北樹出版)2009
藤本一司『倫理学への助走』(北樹出版)2008
レヴィナス『全体性と無限』岩波文庫
レヴィナス『存在の彼方へ』講談社学術文庫
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メッセージ |
「身体」の声というものを感じることができますように。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1「われ思う。ゆえにわれあり」か。(2時間)
2「身体」は、「他者からの贈与」である。(2時間)
3「意識」は、「身体」から自立する。(3時間)
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「意識」と「身体」の関係を理解できる
「身体」に堆積している「絶対的過去」の意味を理解できる
「意識の思い上がり」を理解できる
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後期中間試験 |
実施する
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1「身体」は、「あなたのために」動き出す。(3時間)
2「責任」は、「身体」からの声である。(3時間)
3「あなたのために」「私はここにいます」。(2時間)
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「身体の可傷性」と「やさしさ」の関係を理解できる
「意識」の両義性と、「渇望」と「責任」の関係を理解できる
デカルトとの対比から、「身体」の意味を理解できる
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後期期末試験 |
実施する
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