| 授業の目標と概要 |
機械工学を学習する者にとって力や運動，材料の強さを理解することは必要不可欠である．
また，この科目は第１学年の「数学」「物理」を基礎として，第３学年以降の「機械設
計法ⅠおよびⅡ」「材料力学ⅠおよびⅡ」「流体工学ⅠおよびⅡ」「熱力学ⅠおよびⅡ」などの
力学系科目を学習するうえで基礎となる科目である．
この科目の目標は，機械工学に必要な力学的センスを養い，身につけることである．
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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小・中学校の「算数」「数学」「理科」や第１学年の「数学」「物理」で学習した基礎
的知識が必要です．
定期的（月末）にノートを提出してもらいます．
また，演習問題解答のために電卓を必ず持参してください．
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| 到達目標 |
①機械のなりたちを理解することができる．
②機械に働く力と仕事を理解し，計算問題を解くことができる．
③材料の強さを理解し，計算問題を解くことができる．
④機械工学に必要な力学的センスを養い，身につけることができる．
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| 成績評価方法 |
合否判定：定期試験4回(前・後期中間試験15%，前・後期末試験20%，計70%)＋ノート
(30%)にて評価し，その評点が60点を超えていること．
最終評価：
合格（合否判定60点以上）；合否判定＋受講態度(10%)
不合格（合否判定60点未満）；合否判定
再試験：前期分，後期分を分割して実施．平均60点以上で合格
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| テキスト・参考書 |
テキスト：演習工業力学（東京電機大学出版局、一柳信彦他共著）
参考書：①機械設計法１（実教出版，中川恵二他共著）
②工業力学（コロナ社、吉村靖夫他共著）
③工業力学（森北出版、青木弘他共著）
④工業力学入門（森北出版、伊藤勝悦著）
⑤詳解工業力学（理工学社、入江敏博著）
⑥よくわかる工業力学（オーム社、萩原芳彦著）など
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| メッセージ |
ノート整理や講義資料やテキスト中の問や問題の解答確認のため，月1回（月末）ノー
トを提出してもらいます．
オフィスアワーを利用した復習や自主的な学習に努めてください．
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
①ガイダンス（1回）
②単位と数値処理（6回）
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①「講義の進め方とノートの取り方」を理解することができる．
②国際単位系（ＳＩ），組立単位の換算を理解し，計算問題を解くことができる．
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| 前期中間試験 |
実施する
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③前期中間試験の返却（0.5回）
④力（1.5回）
⑤物体に働く力（3回）
⑥重心（3回）
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③前期中間試験を返却し，解答を理解することができる．
④力の表し方，力の単位，力の合成と分解などを理解し，計算問題を解くことができる．
⑤力のモーメント，偶力，力のつり合い，トラスに働く力などを理解し，計算問題を解くことができる．
⑥重心の位置，簡単な図形の重心などを理解し，計算問題を解くことができる．
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| 前期期末試験 |
実施する
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⑦前期末試験の返却（0.5回）
⑧運動と力（2.5回）
⑨摩擦（2回）
⑩仕事と動力①（2回）
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⑦前期末試験を返却し，解答を理解することができる．
⑧速度と加速度，落体の運動，運動の法則などを理解し，計算問題を解くことができる．
⑨すべり摩擦，ころがり摩擦などを理解し，計算問題を解くことができる．
⑩仕事・動力・エネルギーを理解し，計算問題を解くことができる．
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| 後期中間試験 |
実施する
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⑪後期中間試験の返却（0.5回）
⑫仕事と動力②（2.5回）
⑬回転体の力（3回）
⑭運動量・力積・衝突（2回）
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⑪後期中間試験を返却し，解答を理解することができる．
⑫てこと滑車，斜面と効率などを理解し，計算問題を解くことができる．
⑬円運動と求心力，回転体の力，剛体の運動と慣性モーメントなどを理解し，計算問題を解くことができる．
⑭運動量と力積，運動量保存の法則と衝突などを理解し，計算問題を解くことができる．
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| 後期期末試験 |
実施する
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