| 授業の目標と概要 |
材料力学Ⅰをさらに発展させ、機械部品に働く種々の力によって、どのような応力やひずみが生じ
るかを計算により求める手法を理解し、設計に応用できる能力を養成する。とくに、理論式を使っ
て実際に問題を解く力を身につけることを目標とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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数学および物理に関する基礎的な知識を有すること。関数電卓を用意すること。
復習をこころがけ、自学自習をすること。
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| 到達目標 |
曲げモーメントと断面二次モーメント、断面係数の関係からはりに発生する曲げ応力を計算できる。
たわみの基礎式を用いて機械部品に生じる応力を求めることができること。平面応力における応力
状態をモール円を用いて計算し、曲げとねじりを受ける構造の応力設計ができる。教科書の問題が
６０％以上解くことができる。
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| 成績評価方法 |
合否判定：レポートがすべて提出されていることを前提に，2回の定期試験の平均点×0.8＋レポートの平均点×0.2と
して評価する。
最終評価：合否判定に同じ。
補講受講者を対象とする後期末再試験を実施する。
補講受講者を対象とする学年末再試験を実施する。
再試験にて60点以上の者は評価60点として合格とする。
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| テキスト・参考書 |
教科書：JSMEテキストシリーズ 材料力学 古口日出男ほか5名著、日本機械学会
参考書：①再入門・材料力学 基礎編、応用編 沢 俊行著、日経BP
②基礎から学ぶ材料力学、台丸谷 政志・小林俊秀著、森北出版
③機械設計１、林 洋次ほか10名著、実教出版
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| メッセージ |
自主的な学習を勧めます。
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
１．はりの変形
①ガイダンスと材料力学Ⅰの復習（１回）
②曲げモーメントと曲げ応力（１回）
③断面二次モーメントと断面係数（１回）
④はりのたわみの微分方程式（１回）
⑤集中荷重、等分布荷重を受けるはりのたわみ（１回）
⑥集中モーメントを受けるはりのたわみ（１回）
⑦問題演習（１回）
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教科書５章（後半）
①授業計画、評価の説明と材料力学Ⅰの復習。
②曲げモーメントと曲げ応力が理解できる。
③断面二次モーメントと断面係数を理解して計算できる。
④はりのたわみ曲線の微分方程式を理解できる。
⑤集中荷重を受ける片持ちはり、等分布荷重を受ける片持ちはり、等分布荷重を受ける単純はり、集中荷重を受ける単純はりのたわみを計算できる。
⑥集中モーメントを受ける片持ちはり、単純はりのたわみを計算できる。
⑦演習問題を解き実力をつける。
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| 後期中間試験 |
実施する
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２．複雑な応力
⑧三次元応力と平面応力（１回）
⑨主応力とモールの応力円（３回）
⑩薄肉円筒（１回）
⑪弾性率間の関係（１回）
⑫演習問題（２回）
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教科書８章
⑧平面応力状態について理解できる。
⑨斜面上の応力を導く過程を理解し、モールの応力円を描くことができる。モールの応力円から主応力を求めるこｔができる。
⑩薄肉圧力容器の軸応力、周応力を求めることができる。
⑪縦弾性係数、横弾性係数、ポアソン比の関係を理解できる。
⑫演習問題を解き実力をつける。
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| 後期期末試験 |
実施する
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