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機械工学実習・実験Ⅲ デジタルデザインコンペ・

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 機械工学実習・実験Ⅳは,4学年までに学習した機械工学実験をベー
スとして,さらに高度な実験技術の習得と,その背景にある物理法則
等の理解および機械工学への応用について認識を深める.また,より
高度な専門的知識を応用してさまざまな問題解決能力を養う上で重要
となる.このため,実験の目的や実験装置の構成,測定機器の取扱い
方法を理解し,実験 データの処理・現象の解析を遂行し,最終的に
実験報告書にまとめる力を養う.これによ り計画性,自然現象の的
確な把握力を身に付け,講義により得られる専門知識を確認し,それ
を応用できる力を習得する.4研究室を3または4週ごとに巡回す
る.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
各教職員の指示に従い,筆記用具と電卓やレポート用紙,グラフ用紙
などを持参すること.
服装は実習服の着用を義務付ける(上着のみでもよいが,ラフな格好
や短パンなどの着 用,サンダル履きなどは事故につながる恐れがあ
るので厳禁とする.).
事前に教室掲示されているスケジュール表(班編成と実験テーマ)を
確認すること.
到達目標 各実験テーマにおいて示される,到達目標をクリアできる.
成績評価方法 合否判定:各実験テーマのリポートがすべて提出され,その平均評点
が60点を超えてい ること.ただし,未提出レポートが一通でもある
場合,評点は60点未満となる.各実験テー マは,レポート80%+受
講態度20%で評価する.レポートの内訳は,全体内容40%+考察 20%
+課題20%とする.受講態度は,レポートの評点が60点以上の場合の
み加算される.
最終評価:合格・不合格;合否判定と同じ.再試験:未提出レポート
の提出により合格 (60点)とする.
テキスト・参考書 テキスト:各テーマにて配布されるプリントもしくは,指定される図
書館または教員室 所蔵の参考図書を使用する.
参考書:必要に応じて,各テーマにて指定される図書館または教員室
所蔵の参考図書を 使用する.
メッセージ 授業開始時刻までに指定された研究室または実習工場へ集合するこ
と.レポートの考察 は,図書館または教員室所蔵の参考図書を使用
し,内容の充実を図ること.また,レポー トは必ず定められた提出
期限までに担当教職員へ手渡すこと.実験中に疑問点があれば 積極
的に発言し,個人ならびに班全員が理解を促進できるように努めるこ
と.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
【材料力学分野のテーマ(樋口)】
①マイクロメータ試験および三針法によるネジの測定(1回).
②.マタギ歯厚法およびオーバーピン法による歯車の精密測定(1回).
③ひずみゲージによるひずみ測定および応力集中の測定(1回)

①オプチカルパラレルおよびブロックゲージを使いマイクロメータの検査ができる.三針法でネジの有効径の測定ができ、その原理がわかる.
②マタギ歯厚法およびオーバーピン法でで歯厚の測定ができ評価できる.
③ひずみゲージの測定を理解して、材料特性および応力集中について説明できる.
前期中間試験
【機械力学分野のテーマ(成澤)】
④振動実験(3回)
④はりやフライホイールの振動が理解できる.振幅・固有モード、固有振動数、慣性モーメントについて理解し,データ処理と考察ができる.
前期期末試験
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