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電気回路 電気磁気学・電子回路

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 「電荷の周りに電界がどのように生じるか」,「電界中に電荷が存在するとき,どのような力が働
くか」という電荷・電界の基本法則を理解する.ついで,導体系と静電容量,誘電体と分極,定常
電流までを学習する.
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
数学・物理と関係の深い教科なので、並行して学習をすること。授業は教科書に沿って進める。授
業を中心に復習を重視して学習すること。ノート作成は必須である。
到達目標 静電界に関する基本的重要事項である電荷,導体系と静電容量,誘電体,定常電流を理解し,教科
書の例題や復習用問題を解くことができる.
成績評価方法 合否判定:4回の定期試験の得点のそれぞれを25点満点の点数に換算し、その合計の得点が60点
以上あれば合格とする。
最終評価:合否判定に用いた得点が最終評価点となる。
再試件は再試件該当者に対して実施し、60点以上を合格とする。
テキスト・参考書 教科書:「電気磁気学」(森北出版)安達三郎,大貫繁雄共著
参考書:「ビジュアルアプローチ電磁気学」(森北出版)前田和茂,小林俊雄共著
参考書:「演習電気磁気学」(森北出版)大貫繁雄,安達三郎共著
参考書:「電気磁気学」(電気学会)山田直平,桂井誠共著
参考書:「電気磁気学問題演習詳解」(電気学会)山田直平,桂井誠共著
参考書:「ドリルと演習 基礎物理学」(電気書院)川村康文編
メッセージ 数学を多用するので難しい科目だと思いますが,分からないことがあれば教員に質問するなどして
解決していきましょう.
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.クーロンの法則(1回)
2.真空中の静電界(その1)(6回)
2-1.電界と電気力線(2回)
2-2.電位差と電位(2回)
2-3.等電位面と電位の傾き(2回)
1.クーロンの法則について理解し、与えられた電荷分布に対しクーロン力の計算が出来る。
2-1.電界と電気力線を理解し、説明が出来る。
2-2.電位差と電位を理解し、説明が出来る。点電荷の周りの電位を計算出来る。
2-3.等電位面と電位の傾きを理解し、電位分布が与えられたときの電界が計算出来る。
前期中間試験 実施する
2.真空中の静電界(その2)(7回)
2-4.ガウスの法則(2回)
2-5.帯電導体の電荷分布と電界(2回)
2-6.静電界の計算(3回)
2-4.ガウスの法則を理解し、説明が出来る。電荷分布の対称性が高い場合、ガウスの法則を利用して、電界を求めることが出来る。
2-5.帯電導体が作り出す電界の性質について理解し、説明が出来る。
2-6.色々な電荷分布が作る静電界を計算出来る。
前期期末試験 実施する
3.導体系と静電容量(7回)
3-1.導体系(1回)
3-2.静電遮蔽(1回)
3-3.静電容量(1回)
3-4.コンデンサの接続(2回)
3-5.静電界におけるエネルギーと力(2回)
3-1.電位係数、容量係数、誘導係数を理解し、説明が出来る。
3-2.静電遮蔽について理解し、説明が出来る。
3-3.静電容量の求め方を理解し、説明が出来る。平行平板コンデンサの静電容量が計算出来る。
3-4.並列及び直列接続されたコンデンサの合成静電容量の計算が出来る。
3-5.静電界におけるエネルギーと力の関係について説明が出来る。
後期中間試験 実施する
4.誘電体(5回)
4-1.誘電体と比誘電率(0.5回)
4-2.誘電体の分極(1.5回)
4-3.誘電体中のガウスの法則(1回)
4-4.誘電体境界面での境界条件(1回)
4-5.誘電対中に蓄えられるエネルギーと力(1回)
5.定常電流(2回)
5-1.電流(1回)
5-2.オームの法則と抵抗(1回)
4-1.誘電体と比誘電率について説明が出来る。
4-2.誘電体の分極について理解し、説明が出来る。
4-3.電荷分布の対称性が高い場合に、ガウスの法則を用いて、誘電体中の電界を求めることが出来る。
4-4.誘電体境界面での境界条件を説明出来る。
4-5.誘電体中に蓄えられるエネルギーと力を計算出来る。ファラデー管、電界のエネルギーについて説明が出来、境界面に働く力を求めることが出来る。
5-1.電流密度について理解し、説明が出来る。
5-2.オームの法則について理解し、応用が出来る。
後期期末試験 実施する
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