授業の目標と概要 |
本科目はトランジスタ,ダイオード,FETあるいはICを使った
電子回路をつくるための学問である.5年の電子回路の目標は,
4年で学んだ電子回路の基礎の上に,各種回路の計算.設計が
できるようになることである.
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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(1)授業を中心に予習・復習を重視して学習すること.
ノート作成は必修である.
(2)教科書の章末にある演習問題,および,授業中に提示する課題を
自ら解き,レポート課題にして提出する.
(3)授業やレポート課題の理解度を確認するために,確認テストを
実施する.
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到達目標 |
トランジスタを用いたスイッチ回路,および,パルス発生回路の
動作原理,および,特徴が理解でき,回路設計ができる.
また,IC論理回路,メモリ,集積回路の動作原理,および,特徴が
理解できる.
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成績評価方法 |
合否判定:2回の定期試験の結果の平均が60点以上であること.
最終評価:2回の定期試験の結果の平均(80%)と課題提出の
結果(20%)の合計.
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テキスト・参考書 |
教科書:「入門 電子回路アナログ編」(オーム社)家村道雄ほか著
参考書:「テキストブック パルス・デジタル回路」
(日本理工出版会)荒牧成光,山路康貴共著
参考書:「ドリルと演習 基礎物理学」(電気書院)川村康文編
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メッセージ |
携帯電話,パソコンなどのデジタル家電製品はめまぐるしく進化
しています.みなさんと一緒に,考えていきたいと思います.
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.パルスの基礎とスイッチ回路(2回)
2.パルスの発生,応答,波形整形(1回)
3.微分回路,積分回路,および,RLC回路の過渡現象(2回)
4.発振回路(3回)
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1.ダイオード,および,トランジスタを用いた基礎的なスイッチ回路が理解できる.
2.パルスの発生,応答,波形整形回路について理解できる.
3.微分回路,積分回路,および,過渡現象について理解できる.
4.マルチバイブレータについて理解し,回路の設計ができる.
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前期中間試験 |
実施しない
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5. IC論理回路 (4回)
6. メモリ,集積回路(3回)
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5.DTL-IC,TTL-IC,CMOS-ICの回路,および,それらの特徴などが理解できる.
6. 近年,集積度の向上するメモリ,集積回路の特徴,および,技術を理解できる.
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前期期末試験 |
実施する
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後期中間試験 |
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後期期末試験 |
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