授業の目標と概要 |
自動車、建設機械、そして非常用発電機など多方面で使用されている内燃機関について、作動理
論、構造、特徴、性能、そして評価等について習得する。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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①熱力学の基本事項を復習しておく。自ら解く姿勢を持つこと。
②関数電卓(プログラム機能なし)を必要とする。
③予習と復習を欠かさずおこなうこと。
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到達目標 |
①内燃機関の作動原理、構造、特徴、そして評価等を説明できる。
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成績評価方法 |
①合否判定:下式による合計点が60点以上であること
定期試験の平均点数×0.9+レポートの評価平均点×0.1
②最終評価:定期試験の平均点数×0.9+レポートの評価平均点×0.1
③再試験:平均点が60点以上で合格
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テキスト・参考書 |
テキスト:田坂英紀、内燃機関第2版、森北出版
参考書①:長尾不二夫、内燃機関講義、養賢堂
参考書②:平田哲夫他、例題でわかる工業熱力学、森北出版
参考書③:宮部英也他、基礎力学演習工業熱力学、実教出版
参考書④:小川敏行、熱力学きほんの「き」、森北出版
参考書⑤:五十嵐一男、基礎原子力工学、国立高専機構
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メッセージ |
講義では、内燃機関を取り巻く行政施策や規制法等、我が国や世界の動向なども交えた説明をしま
す。また、解析式等は基本的な範囲に留まりますが、より詳しく理解を進めたい方向けに学習方法
のポイントも解説します。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.総論(ガイダンス)(1回)
2.エンジンの熱力学(2回)
3.出力と効率(1回)
4.燃料および燃焼(2回)
5.吸排気系統(1回)
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1.内燃機関の位置付けと分類を説明できる
2.内燃機関のサイクルの計算ができる
3.内燃機関の出力と効率の計算ができる
4.内燃機関に用いられる燃料の説明と燃焼の計算ができる
5.内燃機関の吸排気系統を説明できる
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前期中間試験 |
実施する
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6.ガソリンエンジンとディーゼルエンジン(2回)
7.冷却と潤滑(1回)
8.エンジンの計測(1回)
9.エンジンの評価(3回)
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6.代表的な内燃機関の構造と特徴を説明できる
7.内燃機関の冷却と潤滑を説明できる
8.内燃機関で使用される各種計測を説明できる
9.内燃機関の評価を説明できる
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前期期末試験 |
実施する
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