授業の目標と概要 |
構造物の変形や応力あるいは、振動応答も求める方法に連続体理論がある。簡単な構造を例にとり
あげ、近似解法を用いて、変形や応答を求める手法について説明る。まず、簡単なはりについて、
エネルギ法に基づくレイリー・リッツ法によって、静解析、動解析を行うことで、近似解法を理解
し適用することを目標とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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機械工学科出身の学生は材料力学、振動工学に関する内容についてはよく理解していること。建築
学科等の出身の学生は力学に関する内容についてよく理解していること。
復習をこころがけ自学自習をすること。
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到達目標 |
構造物の解析法として、最も良く用いられる手法の一つである近似解法の概要を理解できる。ま
た、エネルギー法を用いた、はり平板の構造解析の定式化をし、近似値を代入することで、応答を
求めることができる。
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成績評価方法 |
合否判定:2回の定期試験の平均が60点以上であること。
最終評価:合否判定に同じ
再試験:再試験の範囲は定期試験全範囲とし,再試験にて60点を超えること.この場合の最終評価は60点とする.
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テキスト・参考書 |
テキストは特に指定せず、適宜プリントを配布する。
参考書:①チェモシェンコほか「新版工業振動学」コロナ社(理論)
②青木繁、機械力学、コロナ社(自学自習用1)
③藤田勝久「振動工学」森北出版(自学自習用2)
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メッセージ |
復習に十分時間をとること。グラフ用紙、関数電卓を用意しておくこと。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.はりのたわみ解析
①ガイダンス(1回)
②弾性体のエネルギー原理について(1回)
③リッツ法による近似解析(1回)
④はりのたわみの厳密解析(2回)
⑤はりのたわみの近似解析(2回)
⑥演習問題(1回)
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①授業の内容および評価等について理解できる。
②エネルギー原理について理解する。
③リッツの近似解法について理解する。
④単純はりのたわみ微分方程式を解く厳密解法について復習する。
⑤はり関数に三角関数、べき関数を仮定した場合のたわみの近似解を求め、厳密解と比較し誤差を論じることができる。
⑥演習問題で具体的な計算手法を身に付ける。
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後期中間試験 |
実施する
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2.はりの振動解析
⑦ハミルトンの原理について(1回)
⑧はりの固有値解析(2回)
⑨演習問題(1回)
3.座屈問題
⑩オイラーの座屈解法と弾性安定問題の解法(1回)
⑪長柱の座屈近似解析(2回)
⑫演習問題(1回)
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⑦ハミルトンの原理について理解する。
⑧モード関数に三角関数、べき関数を仮定した場合の固有値を求め、厳密解と比較し誤差を論じることができる。
⑨演習問題で具体的な計算手法を身に付ける。
⑩オイラーの座屈解法について復習する。またエネルギ原理による弾性安定問題を解法について理解する。
⑪座屈モード関数に三角関数、べき関数を仮定した場合のたわみの近似解を求め、厳密解と比較し誤差を論じることができる。
⑫演習問題で具体的な計算手法を身に付ける。
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後期期末試験 |
実施する
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