シラバス情報

シラバス基本情報

関連科目
前関連科目 後関連科目
建築設計演習Ⅱ 建築設計演習Ⅳ

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 基礎工学の知識の上で、与えられた課題に関して地域問題を分析し、問題解決のために建築的に計画をまとめ、建築設計という専門分野の応用能力を身につける。
なお計画系、構造系科目の基本的事項の確認を行うことができる。
この科目では情報技術を駆使しCAD作図による提出を前提にしている。
また、最終的には各自の作品を口頭発表しコミュニケーション能力を身につける。




履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
準備する用具は特になし。3年次の建築CADの知識を必要する。
CADソフトは学校のものを使用するが、エスキス用としてGoogleSketchupを個人のパソコンにインストーし、自宅等で立体的検討をすることが望ましい。
建築CAD室のVectorWorksで主に入力することになるので、スケジュールに気をつけ、図面提出に遅れないこと。
到達目標 設計目標を理解し、コンセプトをまとめ、CADで図面化できる。
各自の作品を口頭発表することができる。




成績評価方法 (1)複数課題の取り組みを評価する。1課題でも未提出の場合は59点以下の不合格。全課題提出で合格とする。
(2)複数課題の評価割合は、取り組み時間で決定する。
(3)1課題の評価基準は、課題の条件理解、問題解決のための提案、コンセプト(20%)正確な図面表現、プレゼンテーション(20%)図面への描き込み、密度(20%)提案建築のデザイ
ン性(20%)課題への取り組み姿勢、提出期限(0%〜20%)とする。
(4)提出期限を厳守しない場合は、取り組み姿勢、提出期限の割合を0%まで下げることがある。
(5)また期限に遅れた場合は別途課題を課す。



テキスト・参考書 テキストは使用しない。
参考書:コンパクト設計資料集成(丸善)
参考書:VectorWorks12学習帳(エクスナレッジ)
参考書:GoogleSketchupパーフェクト入門・実践(エクスナレッジ)
自学自習用の問題集は必要としない




メッセージ 就職試験・編入学試験時に図面提出を要求されることがあるので、
提出図面の完成度を十分に高めること。




授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
課題の説明(コミュニティ施設)(1回)
計画場所調査、類似施設調査(3回)
エスキス開始(10回)
(平面計画、立面計画、構造計画)
課題の内容が理解できる。
敷地概況を理解できる。
課題関連の建築計画を理解できる。
コンセプトをまとめることができる。
(機能、動線に問題がないように、構想を練ることができる。)
前期中間試験 実施しない
確定入力(14回)
提出、発表、講評(2回)
2次元のCAD入力が素早くできる。
プレゼンテーションに気をつけて図面が完成できる。
わかりやすく設計意図を説明できる。
前期期末試験 実施しない
課題の説明(アーティストの記念館)(1回)
企画立案(1回)
エスキス開始(12回)
(配置計画、平面計画、立面・構造計画)
課題の内容が理解できる。
設計企画、基本計画をまとめることができる。
コンセプトをまとめることができる。
機能、動線に問題がないように、構想を練ることができる。
後期中間試験 実施しない
公開エスキスチェック(2回)
確定入力開始(12回)
提出、発表、講評(2回)
わかりやすく設計意図を説明できる。
2次元はもちろん、モデリング・レンダリングができる。
コンセプトを伝えるプレゼンテーションが行える。
わかりやすく設計意図を説明できる。
後期期末試験 実施しない
到達目標
1. 敷地、周辺状況を読み取り、与条件をもとにコンセプトがまとめられる。
2. コンセプトをもとに、配置図、平面図、立面図、断面図を描くことができる。
3. 各図面をポスターとしてまとめ、講評会などでプレゼンテーションができる。
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1 設計対象地域の現状を分析し、課題を抽出し、課題解決策を複数考え、ひとつに絞ることができる。 設計対象地域の現状を分析し、課題抽出、課題解決の提案を行える。 設計対象地域の現状を分析し、課題抽出、課題解決の提案を行えない。
評価項目 2 意匠に考慮し、正確に配置図、平面図、立面図、断面図などを描くことができる。 正確に配置図、平面図、立面図、断面図などを描くことができる。 正確に配置図、平面図、立面図、断面図などを描くことができない。
評価項目 3 デザイン的に優れたポスターとしてまとめ、講評会などでわかりやすくプレゼンテーションができる。 ポスターとしてまとめ、講評会などでプレゼンテーションができる。 ポスターとしてまとめ、講評会などでプレゼンテーションができない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 5 95 100
基礎的能力
専門的能力 5 95 100
分野横断的能力
© 2009,2010,2011 KNCT Syllabus System -- Ver. 0.85