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建築設計演習Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ、建築法規 デザインプロポーザル、高齢者環境学

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 二級建築士の設計課題と同程度の設計図面を時間内に作図することができる。
与えられた様々な設計条件を分析・総合し、設計課題である住宅を計画的にデザインす
ることができる。
住宅設計に必要な意匠、構造、法規に関する専門分野の知識を修得し、計画に生かすこ
とができる。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
製図道具(トレーシングペーパーを含む)を毎回持参すること。
テキストの第1章及び第5章を十分に勉強しておくこと。
1/100スケールにおける建築表現と手描きの製図法を十分に復習し、効率的な設計作業
ができるよう事前に準備しておくこと。
到達目標 建築計画に関する専門知識を設計デザインの現場で十分生かすことができる。
200〜300平方メートル程度の木造またはRC造建築の図面表現(配置図・平面図・立面
図・断面図)が適切にできる。
決められた時間内でエスキス・設計をまとめることができる。
成績評価方法 合否判定:設計製図課題評価≧60を合格とする。最終成績=設計製図課題評価(90%)+授業態度(10%)
※設計製図課題評価(100%)=課題1(50%)+課題2(50%)課題の評価基準:出題内容を理解
し、適切な回答をしているか(40%)。適切な図面表現がなされているか(60%)。授
業態度の評価基準:①遅刻・欠席、②居眠り、③授業以外のことをする、④提出物の遅れ、
などについて評価に加える。評価基準の詳細は第1回目の授業において説明する。
テキスト・参考書 教科書:『建築設計製図』(検定教科書)
参考書:『コンパクト建築設計』(日本建築学会編)
    『図解 木造建築入門』(井上書院)
    『住環境の計画2 住宅を計画する』(彰国社)
メッセージ 二級建築士の実技試験は4時間半という短時間で設計をまとめなければならない。この
ため、授業時間内に集中して設計作業に取り組むよう心掛けてほしい。
提出期限を厳守すること。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ガイダンス(1回)

課題1「木造2階建て住宅の設計」
・資格試験における木造2階建て住宅の特徴(1回)
・エスキス(3回)
・清書(2回)
・二級建築士の試験概要と本科目との関係を理解することができる。

・二級建築士の木造住宅の出題傾向を理解することができる。
・設計与条件が理解でき計画に反映させることができる。
 木造住宅の建築計画に関わる意匠、構造、法規が理解でき、
 それらを総合して設計に応用することができる。
・時間内に配置、平面、立・断面の各図面を作成ができる。
後期中間試験 実施しない
課題1「木造2階建て住宅の設計」のつづき
・清書(1回)

課題2「RC造2階建て施設の建築設計」
・資格試験におけるRC造建築の特徴(1回)
・エスキス(3回)
・清書(3回)
・時間内に配置、平面、立・断面の各図面を作成ができる。

・二級建築士のRC造建築の出題傾向を理解することができる
・設計与条件が理解でき計画に反映させることができる。
 RC造建築の建築計画に関わる意匠、構造、法規が理解でき、
 それらを総合して設計に応用することができる。
・時間内に配置、平面、立・断面の各図面を作成ができる。
後期期末試験 実施しない
到達目標
1. 二級建築士試験相当の木造住宅の設計にあたって、その設計与条件を理解し、エスキスを作成することができる。
2. 二級建築士試験相当の木造住宅の設計に求められる、各種図面を作図することができる。
3. 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計にあたって、その設計与条件を理解し、エスキスを作成することができる。
4. 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計に求められる、各種図面を作図することができる。
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1 二級建築士試験相当の木造住宅の設計にあたって、その設計与条件を十分理解し、不可なくエスキスを作成することができる。 二級建築士試験相当の木造住宅の設計にあたって、その設計与条件を理解し、エスキスを作成することができる。 二級建築士試験相当の木造住宅の設計にあたって、その設計与条件を理解し、エスキスを作成することができる。
評価項目 2 二級建築士試験相当の木造住宅の設計に求められる、各種図面を決められた時間内に正確かつ丁寧に作図することができる。 二級建築士試験相当の木造住宅の設計に求められる、各種図面を作図することができる。 二級建築士試験相当の木造住宅の設計に求められる、各種図面を作図することができない。
評価項目 3 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計にあたって、その設計与条件を十分理解し、不可なくエスキスを作成することができる。 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計にあたって、その設計与条件を理解し、エスキスを作成することができる。 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計にあたって、その設計与条件を理解し、エスキスを作成することができない。
評価項目 4 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計に求められる、各種図面を決められた時間内に正確かつ丁寧に作図することができる。 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計に求められる、各種図面を作図することができる。 二級建築士試験相当の鉄筋コンクリート造建築の設計に求められる、各種図面を作図することができない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 100 100
基礎的能力
専門的能力 100 100
分野横断的能力
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