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建築設計演習Ⅰ、建築概論 建築設計演習Ⅲ、建築計画Ⅰ、Ⅱ

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 設計演習を通して建築空間を具体的に表現する能力を養い、専門分野の知識を習得する。
3年次前期では、鉄筋コンクリート造の製図法のトレース(第一課題)と小規模施設
(第二課題)の設計により学ぶ。
後期では、より与条件の多い小学校建築(第三課題)を設計し、大きなスケールの図面
表現方法を習得する。
車椅子等を活用したバリアフリー調査を授業時間中に実施し、その体験を設計に反映さ
せることができる。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
2年次使用教科書「建築設計製図」を常に持参すること。
2年次使用教科書のRC構造の設計に関する部分を十分に勉強しておくこと。
到達目標 RC造の図面表現を身に付けることができる。
構造の企画立案から、設計、製図までの一連の設計作業を所定の時間内に成し遂げる能
力を身に付けることができる。将来、建築士として実務を行う上で必要な基礎的知識を
身に付けることができる。
バリアフリー、ユニバーサルデザインの概念を理解し、提案図面に反映させることがで
きる。
成績評価方法 図面内容(80%)+取り組み姿勢・提出期限(20%) で評価する。
第一~第三課題の平均点が60点以上で合格とする。
テキスト・参考書 参考書:建築設計製図(検定教科書)        実教出版
     コンパクト設計資料集成(建築学会編)   丸善
    1級建築士に合格する設計製図テクニック 東洋書店 など
メッセージ 授業時間中は、無断で製図室から出ないこと。
提出期限は、必ず守ること。
図面が提出されない限り、次課題へ進むことは許可されない。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
第一課題:RC造のトレース
・RC造と課題説明(1回)
・配置図、平面図トレース(6回)
・立面図、断面図のトレース(4回)
・階段平面図、断面図のトレース(4回)
使用教科書のRC構造の設計に関する基礎知識について理解できる。
平面図の描き方を把握し、RCの図面表現を説明できる。
立面、断面図の描き方を把握し図面表現を説明できる。
階段部分の平面、断面詳細図を把握し、図面表現を説明できる。
前期中間試験 実施しない
第二課題:道の駅の設計課題
・課題説明(1回)
・設計方針の検討(1回)
・学内バリアフリー調査体験(1回)
・ドローイング(6回)
・パース作成(2回)
前課題で習得した基礎知識を基にして、自ら2000㎡程度の施設を対象に、設計、図面作成、透視図までの一連の設計作業を行ことができる。
各々が事例研究を行い、現在の道の駅の長所、短所を整理して問題点を明らかにし各自のコンセプトを掲げることができる。
設計条件に沿って構想を練ることができる。
バリアフリー体験を提案図面に反映させることができる。
基本設計図面が作成できる。
透視図法を理解すると共に透視図を作成できる。
プレゼンテーションを行うことができる。
前期期末試験 実施しない
第三課題:小学校の設計課題
・課題説明(1回)
・課題対象小学校見学会(1回)
・資料収集とレポート作成(2回)
・エスキス作成(11回)
教育施設の設計手法の概要を理解できる。
設計趣旨を理解し、資料収集、基礎スタデイを実行できる。
設計手法に沿って、構想を練ることができる。
設計設計コンセプトをA3用紙2枚程度に簡潔にまとめることができる。
後期中間試験 実施しない
・ドローイング(11回)
・パースまたは模型の作成(3回)
・作品発表会、講評(1回)
基本図面を作成できる。
透視図、または模型を作成することができる。
完成作品の展示と発表が効果的にプレゼンテーションできる。
後期期末試験 実施しない
到達目標
1. RC造の図面表現を身に付けることができる。
2. 構造の企画立案から、設計、製図までの一連の設計作業を所定の時間内に成し遂げる能力を身に付けることができる。将来、建築士として実務を行う上で必要な基礎的知識を身に付けることができる。
3. バリアフリー、ユニバーサルデザインの概念を理解し、提案図面に反映させることができる。
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1 RC造の図面表現を理解し、自分の提案を他者に的確に伝えることのできる図面を作成できる。 RC造の図面表現の基本を理解し、正しい図面を作成できる。 RC造の図面表現の理解が不十分で、正しい図面を作成できない。
評価項目 2 企画立案、製図等の作業計画を自己管理し、期限までに終了させることができる。 企画立案、製図等の提出スケジュールにしたがって、期日までに終了させることができる。 企画立案、製図等の提出スケジュールにしたがって、期日までに終了させることができない。
評価項目 3 バリアフリー、ユニバーサルデザインの概念を理解し、利用者の視点に立った提案を図面に反映させることができる。 バリアフリー、ユニバーサルデザインの概念を理解し、提出図面に反映させることができる。 バリアフリー、ユニバーサルデザインの概念を理解できず、提出図面に反映させることができない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 20 80 100
基礎的能力 20 30 50
専門的能力 40 40
分野横断的能力 10 10
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