授業の目標と概要 |
この科目の目標は,情報技術のなかでも重要な分野であるプログラミングに関する基本
的な知識とスキルを身につけることである。文字列処理,ポインタなど,前関連科目で
あるプログラム言語Iよりも進んだ内容を学習する。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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第3学年で学んだC言語の知識を前提とする.C言語は第4学年の他の専門科目で使用する
ことがあり,プログラミングは第5学年の卒業研究で必要となる場合も多く,就職して
から直接役立つ能力にもなる。この科目はそれらの基礎となるので,自分の頭と手を
使ってしっかり学習すること。
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到達目標 |
・C言語で書かれたプログラムの動作を説明できる
・与えられた課題に対応するフローチャートを書くことができる
・与えられた課題を達成するプログラムをC言語で作成できる
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成績評価方法 |
合否判定:定期試験(2回)の平均60点以上を合格とする
最終評価:定期試験(2回)の平均+提出物評価(最大10点)
再試験:学年末の評価が不合格の場合,再試験を受験し60点以上であれば合格とし最終
評価を60点とする。
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テキスト・参考書 |
教科書:「新版 明解C言語 入門編」,柴田望洋,ソフトバンクパブリッシング
参考書・問題集:「解きながら学ぶC言語」,柴田望洋(監修),ソフトバンクパブリッ
シング
「C言語プログラミングレッスン 入門編」,結城浩,ソフトバンククリエイティブ
「C言語プログラミングレッスン 文法編」,結城浩,ソフトバンククリエイティブ
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メッセージ |
プログラミングは,文法事項を覚えたうえで,それを組み合わせて使う「論理」が必要
である。そのため,例題のプログラムを理解したうえで,それを応用することが重要と
なる。自分でプログラム作成の経験を積むことにより理解が深まるので,積極的に
取り組んでほしい。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1. ビット演算(2回)
2. 関数形式マクロ,入出力と文字(1回)
3. 文字列(2回)
4. ポインタ(2回)
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・ビット演算を使ったプログラムを作成できる
・関数形式マクロを使うことができる
・文字列を配列として扱うことができる
・ポインタの基本的手な操作ができる
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前期中間試験 |
実施する
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5. 文字列とポインタ(3回)
6. 構造体と共用体(2回)
7. ファイル(2回)
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・ポインタによる文字列の操作ができる
・構造体と共用体を使うことができる
・ファイル入出力ができる
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前期期末試験 |
実施する
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