授業の目標と概要 |
・通信工学や電磁波工学により得られた「電子通信」関連分野の専門知識・理論を実際に
実験を通して体験することにより、知識・技術を確実なものとして修得させる。
・基本的な実験機器等の取扱いに慣れさせる。
・実験の結果を充分に吟味・考察し、報告書としてまとめる過程を通して、専門知識の応用
能力の向上を図る。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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・実験は一班4、5名程度のグループ単位で行い、下記実験テーマについて実験計画表に基
づき順次実験を進める。なお、実験装置が故障等の際は代替実験を行うことがある。
・就職試験等で欠課した者は、随時時間を設定し追実験をさせる。
・円滑な遂行のため実験書を予め読み、内容・方法の理解と的確な検討評価を心がけること。
・報告書は自らの理解に基づき作成し、期限内に提出すること。
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到達目標 |
・各実験項目について、各自が実験原理(理論)を理解し、実験を遂行できる。
・本実験で使用した基本的な実験機器の取扱い方法を身につけている。
・実験結果のデータ処理を適切に行い、その妥当性等の吟味・評価ができる。
・各自が、必要な内容を網羅した報告書としてまとめることができる。
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成績評価方法 |
・別に定める電気工学科の評価基準による。
・全テーマの個々のレポート得点が60点以上で合格とする。
・得点の状況によっては再実験、課題追加、試験等を実施する場合がある。
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テキスト・参考書 |
・実験テキスト(配布):「電気工学実験Ⅳ」
・書籍(実験室備え付け):「LT Spiceで学ぶ電子回路」 著:渋谷道雄 出版:オーム社
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メッセージ |
・通常3回(9時間)で1テーマ(実験項目)を終える。
・報告書の提出期限は、くれぐれも厳守してください。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.実験書の製本とガイダンス、準備 (3 回)
デジタル・オシロスコープ等の使用方法の説明を含む
2.AGC(3回)
3.パッシブフィルタⅠ(3 回) ・定K形LPF,定K形HPF
4.パッシブフィルタⅡ(3 回) ・帯域通過フィルタ
5.SPICEによる回路シミュレーション(3 回)
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2.AGCの目的と原理が理解できる。
3.定K形低域および高域フィルタの動作を理解し、
特性測定ができる。
4.帯域通過フィルタの動作を理解し、特性測定ができる。
5.SPICEを用いた回路シミュレーションが理解できる。
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後期中間試験 |
実施しない
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6.周波数変調及び復調実験 (3 回)
7.光通信実験(3 回)
・光通信におけるアナログ光変調特性
・伝送路における信号減衰特性
8.衛星通信実験(6 回)
9.VHF通信実験(3 回)
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6.周波数(FM)変調、復調の基礎が理解できる。
7.光ファイバ通信におけるアナログ及びデジタル変調の
基礎が理解でき、伝送路での信号減衰特性が理解できる。
8.衛星通信の原理、衛星・地上局間の通信実習によって
地上局の運用操作の基本を理解できる。
9.VHF帯の電波伝搬が理解できる。
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後期期末試験 |
実施しない
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