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1年「地球と生命」

授業内容・授業計画

授業の目標と概要
 《釧路湿原》の生い立ちや自然特性の学びを通して環境と人間の関わりについて学び、持続性ある環境の保全の
在り方を追求する。
 
 豊かな人間性を有し、心身共に健全にして北方文化を創造する人材の育成に資するものとする。
 
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 
 環境と人間の関わりについて講義を基に自分の持つ課題意識を追求します。
 釧路新書を活用し、講義ごとに課題レポートの提出とします。

到達目標  
  《釧路湿原》に視点をあてて自然特性や生態系を調べることにより,環境と人間の関わりを科学的な見方で捉え
る能力を養い,環境保全に対する考えを態度を身につける。
成績評価方法  
 課題レポート(70%),提出物(20%),発表・協議(10%)の総合評価とする。
 総合評価が60点に達した者を合格とする。 
 不合格者は、再試験または追加レポートの評価60点以上をもって合格とする。

テキスト・参考書  
 ★ テキスト : 釧路新書29巻『新版 釧路湿原』 (釧路市,2008年)

 ☆ 参考書 : 釧路叢書18巻『道東の動物』,36巻『釧路湿原の地質』 
メッセージ  
自然環境である釧路湿原を学びながら、環境保全に対する自分なりの考えを確立してもらいたいと考えています。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
01)   オリエンテーション
02~03) 環境と人との関わり
04~07) 釧路湿原の形成と特徴
01~03) 自然環境と人々の暮らしの関係をまとめながら、課題追求の視点を
持つことができる。 

04~07) 釧路湿原の概要、地形、地質的特徴、湿原の生成過程などについて
まとめることができる。
前期中間試験 実施しない
08~11) 釧路湿原の生き物
12~14) 釧路湿原と人間との関わり
15)   国立公園としての釧路湿原
08~11) 釧路湿原の植物,昆虫,魚,鳥,小動物などについて、そのおおま
かな概要を把握しその特徴をまとめることができる。 
 
12~14) 釧路湿原と人々の生活との関わりについて過去と現在の開発と保全
の態様についてまとめることができる。
 
15) 釧路湿原の保全について考えをまとめることができる。
前期期末試験 実施しない
16~18) 環境問題の歴史
19~22) 環境問題の把握
16~18)
公害から環境問題の歴史について概要を把握できる。
 
19~22) 生活環境問題、地球温暖化・気候変動問題、水汚染、開発問題等、
個々の問題の状況の整理・把握ができる。
後期中間試験 実施しない
23~25) 設定課題の追求
26~28) 個々の問題追及の交流
29~30) 環境問題の今後の展望
23~25)
個々人で参考図書を選定して読み進め,認識を深めることにより,
環境問題の所在を具体化できる。  
11~13)
個々の課題の発表と交流・協議により、個々の取り組んだ環境問
題への理解を深めることができる。 
14~15)
環境教育のありかた、時期や取り組みをどのようにすべきかを考
察することができる。 
後期期末試験 実施しない
到達目標
1.  環境と人間の関わりを科学的な見方で捉える能力を養う
2.  釧路湿原の自然特性や生態系を知る
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1  地球規模の環境問題の所在を理解し,環境保全に向けて持続的に取り組むべき課題を論じることができる。  環境保全に向けて取り組むべき課題を理解できる。  環境保全に向けて取り組むべき課題を挙げることができない。
評価項目 2  釧路湿原の自然特性や生態系について見識を深め,独自に探求を深めることができる。  釧路湿原の自然特性や生態系について理解し,説明できる。  釧路湿原の自然特性や生態系について理解できていない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 10 ±10 90 100
基礎的能力 10 ±10 90 100
専門的能力
分野横断的能力
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