授業の目標と概要 |
自然や物、人物をよく観ることにより、豊かな感性、情操を身につけることができる。
心をこめた作品づくりを通して、表現の巾が広がり、美術の楽しさを味わうことがで
きる。基礎的「デッサン」「色づくり」を学び、表現技術を身につける。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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制作に必要な道具を忘れないこと。
(鉛筆B・B2各1、消しゴム、絵の具セット一式等)
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到達目標 |
制作課題を受け止め表現することができる。
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成績評価方法 |
提出された課題(作品)を80%、授業態度(欠席、遅刻、道具の準備も含む)を20%
ととして算出した点数の合計点により、合否判定を行う。60点以上を合格とする。
最終評価は合否判定点と同じである。
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テキスト・参考書 |
美術・その精神と表現(現代美術社刊)-貸し出し制
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メッセージ |
美術の楽しさ、おもしろさ、深さを体験しよう。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1ガイダンス・手のデッサン (1回)
2色をつくる (2回)
3色で描く(手を描く) (2回)
色で描く(抽象画) (3回)
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・美術表現のための道具について理解できる。
・なぜ美術を学ぶのか、その目的を理解できる。
・色は「つくるもの」であることを学び、身につけることができる
(色の三原色について)。
・モデル(手)を見て描くことができる。
・モデルなしで描くことができる。
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前期中間試験 |
実施しない
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4風景を描く (7回)
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・自然をよく観て感じ、豊かな表現〔描写)ができるようになる。
・「三原色」からどんな色でも作れるようになる。
・鉛筆下がきなしで描くことができる。
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前期期末試験 |
実施しない
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5平面構成(彩色) (3回)
6舞台装置デザイン (5回)
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・デザインの基礎を理解できる。
・「条件」をふまえて描くことができる。
・色や面積のバランスを考えることができる。
・本(物語や脚本)を読んで想像力を働かせることができる。
・舞台装置の基本的な考え方が分かる。
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後期中間試験 |
実施しない
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7立体構成(レリーフ) (4回)
8自画像を描く (3回)
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・段ボールなどを使って立体をつくることができる。
・折る、切る、曲げる、接着することで作品を制作できる。
・自分とは何か。見た目(表面の形)だけではなく、生きた自分
を描くことができる。
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後期期末試験 |
実施しない
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理想的な到達レベルの目安(優) |
標準的な到達レベルの目安(良) |
未到達レベルの目安(不可) |
評価項目 1 |
自然の中の多様な色を三原色から自在に作り、感じたものを下描きなしで豊かに描写できる。 |
自然の中の色をほぼ三原色から作りだすことができ、見たものを描写できる。 |
三原色から色を作りだすことができず、見たものを描写することができない。 |
評価項目 2 |
デザインの基礎を十分理解し、色・面積のバランスや様々な条件をふまえた上で、個性あふれる描写ができる。 |
デザインの基礎を理解し、色・面積のバランスを考えて描写できる。 |
デザインの基礎を理解せず、色・面積のバランスに配慮した描写ができない。 |
評価項目 3 |
折る、切る、曲げる、接着する、という過程を工夫して組み合わせ、正確な作業でイメージ通りの立体を制作できる。 |
折る、切る、曲げる、接着する、という作業を組み合わせて、ほぼイメージにそった立体を制作できる。 |
折る、切る、曲げる、接着する、という作業ができず、立体を制作できない。 |