授業の目標と概要 |
「聴く」「話す」「書く」といった、日本語を用いた基礎的なコミュニケーション能
力を高め、あわせて、日本の文化について学び、理解することを目標とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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・ 日本語について分からないことは、どのようなことでも積極的に質問してほしい。
・ 日常の会話は日本語を学ぶよい機会であると考え、間違うことを恐れずに話しかけ
よう。
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到達目標 |
日本語による授業を違和感なく受講でき、教員や友人との円滑なコミュニケーション
を愉しむことができる。また、基本的な日本語の書記能力を身につけることができると
ともに、日本文化の特徴について理解することができる。
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成績評価方法 |
筆記試験(口頭試問を含む)の成績(100%)により評価する。合否判定もこれに同じ。
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テキスト・参考書 |
テキスト:授業時に教材を配布する。
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メッセージ |
日本語や日本文化をめぐって、いろいろな話を交わしましょう。学生生活を充実させ
るための時間となるよう願っています。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.ガイダンス 1回
2.日本語の基礎 1回
3.日本語の学習(1) 4回
4.日本の文化(1) 1回
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1.授業の進め方や到達目標が理解できる。
2.日常生活を送る上で必要な基本的事項(住所・所属など)を正しく書くことができる。
3.簡単な日本語による会話や文章の読解ができる。
4.日本と母国の文化の違いについて理解できる。
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前期中間試験 |
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5.日本語の学習(2) 6回
6.日本の文化(2) 2回
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5.簡単な日本語による会話や文章の読解や表現ができる。
6.日本の文化の特徴について理解できる。
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前期期末試験 |
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7.日本語の学習(3) 6回
8.日本の文化(3) 1回
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7.課題について日本語による意見発表ができる。文章を正しく音読し、内容を理解することができる。
8.現代日本社会について、新聞記事を通して理解できる。
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後期中間試験 |
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9.日本語の学習(4) 6回
10.日本の文化(4) 2回
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9.日本語の慣用表現や助詞、副詞の使い方を理解できる。
10.ことわざや風習の比較を通して、日本と母国の文化の違いを理解することができる。
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後期期末試験 |
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理想的な到達レベルの目安(優) |
標準的な到達レベルの目安(良) |
未到達レベルの目安(不可) |
評価項目 1 |
身近にある印刷物(新聞など)を読んで理解でき、漢字・かなが正しく書ける。 |
身近にある印刷物(新聞など)を読んでほぼ理解でき、正しい漢字・かなについての認識を持っている。 |
身近にある印刷物(新聞など)を読んで理解できず、正しい漢字・かなを書くことができない。 |
評価項目 2 |
日本語の日常会話を正しく聞き取って理解でき、適切な表現・発音で事実や心情、思考について話すことができる。 |
ゆっくりした口調の会話を聞き取り、理解した上で、簡単な口頭表現については正しく発音できる。 |
会話が聞き取れず、正しい表現・発音で話すことができない。 |
評価項目 3 |
日本の文化や現代的な問題についてほぼ理解し、自国の文化との差異を、優劣の尺度によらずに考え、述べることができる。 |
日本の文化や現代的な問題についてほぼ理解し、自国の文化との大きな差異を説明できる。 |
日本の文化や問題点を理解せず、自国の文化との有効な比較ができない。 |