授業の目標と概要 |
過去の文明が持つ豊かな文化と価値観の多様性の理解に努め、人間社会の歴史としての世界史を学ぶ。
|
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
|
授業は、テキストを皆さんに読んでもらい、それに解説を加えていく。
テキストをじっくりと読み、解説をしっかりと聞くこと。テーマごとに要点をまとめていくこと、これ(自学自習)が大事。
|
到達目標 |
歴史的視点をもって過去や近年の出来事の重要性を判断する基礎力を養うことができる。
|
成績評価方法 |
定期試験の平均点が60点を超えている者を合格とする(合否判定=最終評価)。
60点未満の者には、再試験(又はレポート)を課し、60点以上を合格とする。
|
テキスト・参考書 |
教科書 : ジャック・ル・ゴフ 『子どもたちに語るヨーロッパ史』 (筑摩書房)
参考書 : 『角川世界史辞典』
参考書 : 大江一道 『新 物語 世界史への旅1、2』 (山川出版社)
参考書 : 樺山紘一 『世界史への扉』 (講談社)
|
メッセージ |
異文化の歴史世界へと案内しますので、そこから多文化共生に至る道筋に思いをめぐらせてほしいと思います。
|
授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
01~07) 古代・中世
|
01~07) 以下について略述できる
1.ヨーロッパの地誌
2.ヨーロッパ史におけるギリシアという基層
3.ローマ人と新しい神、キリスト
4.異民族のローマ帝国へ集団移住=「民族大移動」
5.フランク族のカロリング王朝成立とその遺産(ヨーロッパ文化の礎)
|
前期中間試験 |
実施しない
|
08~10) 中世
11)~15) 中世史特論
|
08~10) 以下について略述できる。
1.新たな民族のキリスト教ヨーロッパへの到来―ノルマン人ほか
2.いきわたった封建制
3.国家と君主
11)~15) 以下について略述できる。
1.騎士、貴婦人、聖母
2.映画「湖のランスロ」に描かれる中世
3.城塞の機能・形態
4.大聖堂の機能・形態
|
前期期末試験 |
実施する
|
16~21) 中世史特論
22~23) ルネサンスとヨーロッパ
|
16~21) 以下について略述できる。
1.中世の人々(聖職者と一般信徒、領主と農奴、都市住民,商人と職人、旅人と巡礼者、貧者と病人
2.権力者たち(王、教皇、皇帝)
3.中世の宗教的想像界(天使と悪魔、成人と聖女、驚異、ドラゴンと妖精)
4.文化(芸術と文学、学問と教育、祝祭)
22~23) 以下について略述できる。
1.ルネサンスとユマニスム(人文主義)
2.政治・経済的背景と芸術保護
|
後期中間試験 |
実施しない
|
23~27) 近代
28~30) 現代
|
23~27) 以下について略述できる。
1.宗教改革以降の星治と宗教
2.ユマニスムから啓蒙へ、ヨーロッパ進歩思想の発展
3.新しい学問: 科学と技術
4.フランス革命とナポレオン
5.産業革命と資本主義の進展
6.ヨーロッパによる世界の植民地化
28~30) 以下について略述できる。
1.20世紀、二度の世界大戦ー記憶さるべき未曾有の災厄
2.災厄の教訓ーEU(欧州連合)への歩み
|
後期期末試験 |
実施する
|