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国語

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 文章表現・口頭表現による効果的なコミュニケーション能力を身につける。
具体的には、論理的な記述、発表、討論、その他社会的に常識とされるコミュニケーションの力
を養う。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
・授業はすべて敬語を用いて進めるので、他人への配慮・敬意を実践的に表現する訓練と考え
てほしい。
・配布物は各自ファイルに保管すること。
到達目標 ・状況に応じた敬語の使い分けができる。
・社交上の言語マナー、建設的な討議の条件について理解し、実践できる。
・効果的な発表、論理的記述および望ましい聴く態度を実践できる。
成績評価方法 定期試験の成績(50%)と口頭発表・討論および小論文・レポート等提出物の内容(50%)
により評価する。合否判定もこれに同じ。なお、合格点に達した者に対して、+-5%の平常点を
加味する。
再試験は不合格部分について実施し、60点以上を合格とする。
テキスト・参考書 テキスト:教材プリント(授業時に配布)
参考書:『科学的に説明する技術』(福澤一吉著 ソフトバンク クリエイティブ)
    『一目でわかる!! 図解版口のきき方』(梶原しげる著 PHP研究所)
『できる大人のモノの言い方大全』(話題の達人倶楽部編 青春出版社)

メッセージ 敬語の学習は人間関係についての勉強だと考えてほしい。また、話す・聴くという行為において
は、場の状況を読み取る感受性と他人に対して開かれた柔軟な姿勢が求められる。
学んだことを日常生活でも積極的に実践しよう。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.敬語の基礎1 16回 1.尊敬表現と謙譲表現の区別を理解し、実践できる。
前期中間試験 実施する
2.試験反省    1回 
3.敬語の基礎2 13回
2.個別の課題を認識できる。
3.状況に応じた敬語の使い分けができる。
前期期末試験 実施する
4.試験反省    1回
5.社交上の言語マナー 4回
6.口頭発表 11回
4.個別の課題を認識できる。
5.状況に応じた、礼儀正しい言語運用ができる。
6.資料提示装置を用いた効果的な口頭発表ができる。
良い聴き手として他人の発表を公平に批評できる。
後期中間試験 実施する
7.試験反省    1回
8.討議 13回
7.個別の課題を認識できる。
8.十分な準備を生かした、建設的な討議ができる。
後期期末試験 実施しない
到達目標
1. 敬語が相対的な人間関係に基づくこと、ほとんどが話し言葉であることを理解し、その適切な使用ができる。
2. 情報の探索と適切な取捨に基づいてわかりやすい視覚資料を作成でき、他者に理解されるよう口頭で発表できる。
3. 建設的な討論の要件とグループワークの意義を理解した上で、論理的・説得的な言葉で聴衆を納得させることができる。
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1 敬語の語彙と場面に応じた運用が身についており、口頭での敬語の使用が正しくできる。 敬語の語彙と基本的運用を理解しており、考えれば正しい使い方がわかる。 敬語の語彙と運用について正しい認識がなく、尊敬表現と謙譲表現が区別できない。
評価項目 2 十分な調査の上で効果的な視覚資料を作成でき、指定時間内で、正しく聞き取りやすい言葉によって資料に基づいた発表ができる(質疑応答を含む)。 十分な調査の上で視覚資料を作成でき、矛盾なく口頭での発表ができる。 準備やテーマの理解が不十分で、適切な視覚資料の作成ができず、指定時間での発表ができない。
評価項目 3 中心的な論点と表現技法を十分理解した上でグループ内の役割分担を把握してメンバー全員に配慮し、フォーマルな言葉で説得的に主張できる。 中心的な論点を理解した上でグループ内での役割を果たし、聞き取りやすい言葉で主張を述べることができる。 論点や表現技法を理解せず、グループワークに非協力的で、かみ合った議論ができない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 50 35 15 100
基礎的能力
専門的能力
分野横断的能力
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