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授業内容・授業計画

授業の目標と概要 文章表現・口頭表現による効果的なコミュニケーション能力を身につける。
具体的には、論理的な記述、発表、討論、その他社会的に常識とされるコミュニケー
ションの力を養う。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
・授業はすべて敬語を用いて進めるので、他人への配慮・敬意を実践的に表現する訓練
と考えてほしい。
・配布物は各自ファイルに保管すること。
到達目標 ・状況に応じた敬語の使い分けができる。
・社交上の言語マナー、建設的な討論の条件について理解し、実践できる。
・効果的な発表、論理的記述および望ましい聴く態度を実践できる。
成績評価方法 定期試験の成績(50%)と口頭発表(20%)・討論(20%)および小論文・レポート等提出物(10%)の内容
により評価する。合否判定もこれに同じ。ただし、3回実施される定期試験の素点の平均が60点未満の場合は、
後期中間試験後に補習を行った上で、再試験を実施する。定期試験の素点の平均または再試験の素点が、
60点以上であることを合格の要件とする。

テキスト・参考書 テキスト:教材プリント(授業時に配布)
参考書:『大学生のためのリサーチリテラシー入門』(山田剛史・林創著 ミネルヴァ書房)
   『敬語マスター まずはこれだけ三つの基本』(蒲谷宏著 大修館書店)
   『できる大人のモノの言い方大全』(話題の達人倶楽部編 青春出版社)
メッセージ 敬語の学習は人間関係についての勉強だと考えてほしい。また、話す・聴くという行為
においては、場の状況を読み取る感受性と他人に対して開かれた柔軟な姿勢が求められる。
学んだことを日常生活でも積極的に実践しよう。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
1.敬語表現の基礎1 16回 1.尊敬表現と謙譲表現(Ⅰ・Ⅱ)の区別を理解し、実践できる。
前期中間試験 実施する
2.敬語表現の基礎2 14回 2.丁寧語・美化語を含む敬語表現を状況に応じて使い分けること
  ができる。
前期期末試験 実施する
3.社交上の言語マナー 4回
4.口頭発表 12回
3.状況に応じた、礼儀正しい日本語の運用ができる。
4.資料提示装置を用いた効果的な口頭発表ができる。
  良い聴き手として他人の発表を公平に批評できる。
後期中間試験 実施する
5.討論 12回
6.レポート 2回
5.班員と協力しながら客観的な根拠資料を収集、分析して主張の論理性を高め、相手や聴衆との対話を通して建設的な討論ができる。
6.口頭発表の要諦について論理的かつ具体的に論述できる。
後期期末試験 実施しない
到達目標
1. 敬語のきまりを理解し、相手や状況に合わせて正しく運用できる。
2. 視覚資料を活用した口頭発表において、相手や目的・意図にふさわしい表現ができる。
3. 他者の発言を尊重しつつ、建設的な討論ができる。
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1 敬語の種類を正しく区別し、相手や状況に合わせた正しい待遇表現ができる。 尊敬語と謙譲語(Ⅰ・Ⅱ)との区別ができ、相手や状況に配慮した言葉遣いができる。 敬語の種類が区別できず、相手や状況に合わせた言葉遣いができない。
評価項目 2 資料提示や発表の技法に聴き手を意識した工夫が見られ、その内容も論理的かつ有意義な口頭発表ができる。 収集した資料を用いて、論点に沿った論理的な口頭発表ができる。 提示した資料に信頼性がなく、発表のねらいも不明瞭で、言語の運用にも正確さを欠く。
評価項目 3 他者の発言を生かして自説を深め、発展させるなど、論点をめぐる建設的な討論を作り上げている。 他者の発言をふまえ、客観的な論拠に基づいて考えを述べ、 論点に沿った討論ができる。 他者の考え方を受け入れなかったり、発言をしなかったりと、討論参加者の基本的な要件を満たしていない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 50 40 10 100
基礎的能力 50 40 10 100
専門的能力
分野横断的能力
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