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シラバス基本情報

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2年「現代社会」,3年「世界史」

授業内容・授業計画

授業の目標と概要  諸外国の伝統・文化の理解を深めることは、国際的技術者として必須である。この科目では、中国に焦点を当てて、
日本との歴史的関係、文化的相違や、現代における日本との関係について学習し、中国文化への理解を深めること
を目的とする。
 学生の中国語に対する興味を湧かせることを前提にし,発音記号をしっかり習得させ,日常生活および学生生活の
中で最もよく使われる表現を学習させる。リスニング・スピーキングを主体として日常会話の練習を行う。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 授業中は積極的に参加すること。ノートを取ることは必須です。予習と復習も必要です。新出単語を予習した上で
授業をする。勉強した内容を繰り返し復習して覚え,使いこなせるようになりましょう。
到達目標  中国の文化や経済,さらにはアジアで活躍する国際企業の現状に触れることにより,今日の国際社会において活躍
していくために必要な国際感覚を身につけ,技術者としての仕事に活かせるようにする。
 ローマ字ピンイン(発音記号)と声調を正しく発音することができ、簡単な自己紹介ができ、簡単な会話ができ、
簡単な文章を読めるようになる。
成績評価方法  定期試験(100%)によって評価します。試験の内訳は,概ね中国語が8割,文化関連が2割の比率です。
 授業に臨む態度を±10点の範囲で,また,自由提出のレポート作成に取り組んだ者については+10点の範囲で「その他の評価」として加味し
ます(評価点の上限は100点)。
 評価点の総計が60点以上であれば合格です。
 60点未満の者には再試験を行い、60点以上を合格とします。ただし,再試験の場合における最終評価は60点が上限です。
テキスト・参考書 教科書 : 尹景春,竹島毅 『中国語はじめの一歩 《最新2訂版》』 (白水社,2012年) ¥2,376
推薦辞書 : 小学館『中日辞典 第二版』 または 東方書店『東方中国語辞典』
参考書 : 董燕 ほか 『話す中国語・基礎篇』 (朝日出版社,1998年)
参考書 : 小野秀樹 ほか 『現代漢語基礎』 (白帝社,2013年)
参考書 : 張競 編 『現代中国の文化』 (明石書店,2005年) 
メッセージ  政治、経済、文化、ビジネスなど様々な面から中国の役割は増大しつつあります。この大きな舞台で活躍するため,まず中国語を修得しましょう。皆さん、授業
で会いましょう!
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
ガイダンス (1回)
発音・簡体字・声調変化 (1回)
子音と人称代名詞 (1回)
指示代名詞と疑問詞 (1回)
‘是’構文と助詞‘有’ (1回)
中国文化 (2回)
 普通話、簡体字、発音声調変化、日中挨拶の違い、子音を学び、人称代名詞を用い、身近な人を簡単に紹介できるようになる。
 指示代詞と疑問詞‘什么’を使って、身の回りのものを表現できるようになる。
 名前などの中国語の呼び方と書き方を使いこなせるようになる。
 中国の概況を理解し,紫禁城と万里の長城について紹介できるようになる。
前期中間試験 実施する
数の表現と助数詞 (1回)
月日と曜日と時刻の表現 (1回)
自己紹介 (1回)
‘了’の用法 (1回) 
中国文化 (2回)
中国経済 (1回)
 数字,月日,時刻を用いた表現ができるようになる。
 自分の情報を簡単に相手に紹介できるようになる。
 動作が完了したことを表現できるようになる。
 縁起の良いもの/悪いものの日中比較ができるようになる。
 中国の企業について知り,概略を説明できるようになる。
前期期末試験 実施する
‘离’と‘从’の用法 (1回)
‘有’と‘在’の用法 (1回)
家族を紹介する (1回)
一日の行動 (1回)
‘得’‘給’の用法 (1回)
中国文化 (2回)
  「~から~まで」を表現できるようになる。
 前置詞‘在’を用いて場所や所有関係を表現できるようになる。
 相手の家族について尋ね,自分の家族について話せるようになる。
 一日の行動について会話で表現できるようになる。
 ‘得’を用いて「~しなければならない」を表現できるようになる。
 「~をあげる」「~をくれる」が表現できるようになる。
中国の家族形態,中国の改革開放について理解できるようになる。
後期中間試験 実施する
‘会’‘能’‘可以’の用法 (1回)
持続の表現 (1回)
‘来’ ‘去’ (1回)
比較の表現 (1回)
会話練習 (1回)
中国文化 (1回)
日本企業の海外進出 (1回)
 《できる三兄弟》の使い方が理解できるようになる。
 持続の表現ができるようになる。
 「~しに来る」「~しに行く」が表現できるようになる。
 「◇◇は△△より~~だ」を表現できるようになる。
 中国の教育事情と人口問題,漢字文化,食文化について理解できるようになる。
 日本企業の海外進出について理解できるようになる。
後期期末試験 実施する
到達目標
1.  中国語の基礎を身につける
2.  世界の人々の多様な暮らしについて知る 中国の文化や経済事情について理解する
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1  中国語の聞き取りができ,正確に発音できる。中国語で簡単な文章が書ける。  中国語で自己紹介ができる。中国語で意味が通じる文章が書ける。  中国を聞き取り,発音することができない。中国語の文法がまったく理解できていない。
評価項目 2  中国の文化や経済事情について知り,独自に関心を拡げて探求を深めることができる。  中国の人々の暮らしについて知り,異文化理解に努めることができる。  国際社会の多様性についての見識を有していない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 100 ±10 100
基礎的能力 100 ±10 100
専門的能力
分野横断的能力
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