シラバス情報

シラバス基本情報

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倫理社会、現代社会、世界史、法学、言語と社会E

授業内容・授業計画

授業の目標と概要 哲学における他者と自分の関係を、
平凡で身近な日常生活において理解できる。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
現実の具体的な世界と結びつけながら、
感じ、考えることができる。
到達目標 どちらか一方の極端に振り切れず、
自分の位置を見失わずに、
他者との関係性を立ち上げることができる。
そのための、哲学の概念を具体的に理解できる。
成績評価方法 合否判定 : 年2回の定期試験で、60点以上を合格とする
最終評価 : 年2回の定期試験の平均点

再試験 : 不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする.
テキスト・参考書 ★ 教科書 : 藤本一司 『生きるための哲学』 (北樹出版,2011)
☆ 参考書 : 藤本一司 『倫理学への助走』 (北樹出版,2008)
☆ 参考書 : 藤本一司 『介護の倫理』 (北樹出版,2009)
☆ 参考書 : 藤本一司 『カントの義務思想』 (北樹出版,2010)
☆ 参考書 : 藤本一司 『素晴らしきドイツ語の世界』 (北樹出版,2012)
  
    


    
メッセージ 自分のうちなる未知に出会えますように。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
夢も現実も手放さない(1時間)
外見は侮れない(2時間)
熱情を習慣にまで鍛え上げる(2時間)
自分らしさに操られない(1時間)
未来の希望を語る(1時間)
人のせいにしない(2時間)
アリストテレス「中庸」を理解できる
フロイト「無意識」を理解できる
アリストテレス「習慣」を理解できる
マルクス「イデオロギー」を理解できる
ラカン「前未来形」を理解できる
カント「尊厳」を理解できる
前期中間試験 実施しない
善いことを掬い上げる(1時間)
私はいつも決断している(1時間)
迷子であることを知らない迷子(1時間)
考えることを考える(1時間)
自分の当然さを疑う力(2時間)
宮崎駿「生への祝福」を理解できる
ハイデガー「頽落」を理解できる
ソクラテス「無知の知」を理解できる
カント「超越論的認識」を理解できる
フーコー「系譜学」を理解できる
前期期末試験 実施する
今の自分の限界を知り、彼方を開く(1時間)
未知性を愉しむ(1時間)
私の外部に耳を澄ます(2時間)
私の身体に敬意をはらう(2時間)
レヴィナス「責任」を理解できる
哲学の始まり「驚く」を理解できる
レヴィナス「他者」を理解できる
レヴィナス「身体」を理解できる
後期中間試験 実施しない
私は幸福である(1時間)
物語が現実をつくる(2時間)
交換の愉しさ(2時間)
他者からの承認(2時間)
つながりを生きる(2時間)
雲門「日日是好日」を理解できる
バルト「エクリチュール」を理解できる
レヴィ=ストロース「交換」を理解できる
ラカン「あなたからの承認」を理解できる
レヴィナス「贈与」を理解できる
後期期末試験 実施する
到達目標
1. 他者との関係性を見失わないことを通じて、中庸の意味を理解できる
2. 超越論的な態度とは、他者や外的世界に対して自分を開くためであるということを理解できる。
  理想的な到達レベルの目安(優) 標準的な到達レベルの目安(良) 未到達レベルの目安(不可)
評価項目 1 どちらか一方に振り切れないことの積極的意味を理解でき、それが哲学的思考を導くということを理解できる。 振り切れずに踏みとどまる視点をもつことが、他者との対話を可能にすることを理解できる。 振り切れてしまうことが対話を切断することになるという意味を理解できない。
評価項目 2 他者や外的世界に対して自分を開くためには、自分から一度離れてエポケーという作業が不可欠であることを深く理解できる。 一度は自分の判断を相対化するという視点が、他者に向き合うために必要であることを理解できる。 自己中心的な視点では、他者を支配することになってしまうことを理解できない。
評価割合
  試験 発表 相互評価 態度 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 100 100
基礎的能力 100 100
専門的能力
分野横断的能力
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