授業の目標と概要 |
オムニバス形式で数人のグループ毎に実施し、各テーマ毎に決められた
成果を出す。答えが一つではない問題に対してチームワークで協力し問
題解決に挑む。テーマは、組込み系製作、モーションキャプチャリング、
ネットワークシステム、組込み系Webアプリケーションの4つについて
行う。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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恊働の精神でそれぞれが能力を発揮し協力して一つの成果を出すこと。
個人だけで担当部分の作業を終えるのではなく、コミュニケーションを
とり他へのサポートを行いまた他からのサポートを受けることで問題を
解決して行くこと。
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到達目標 |
・OpenSource(HTML5 Canvas, WebSocket)を利用した組込み系Web
アプリケーションを作ることができる。
・レーザカッター,3Dプリンタ,PICによりハードを構成し、ソフトを組
み合わせたシステムを作ることができる。
・CloudStack により仮想ネットワーク上の仮想マシンを立ち上げ運用ができる。
・モーションキャプチャによるデータの取得と、取得したデータを利用
したコンテンツの作成ができる。
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成績評価方法 |
情報工学科の評価基準に基づき、レポートおよび課題の提出による評価7割、
実験態度3割の割合で評価する。60点以上を合格とする。
具体的には、以下のように評価する。(ただし、最高点は100点)
・全ての要求を満たした課題を提出した場合は60点。要求項目を満た
していない場合は60点から減点。
・課題に対して工夫したり要求以上の成果を出した。10点まで加点
・課題に無い考察を自ら考え追加した。10点まで加点
・実験に真摯に取り組んだ。0〜30点(遅刻・欠席は、減点対象。)
・提出期限を過ぎた場合は、減点となる。
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テキスト・参考書 |
テキスト:自作プリントおよびWeb ページに実験テーマ、実験手順
および要求課題を示す。
参考書:
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メッセージ |
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
・HTML5 Canvasを用いたWebアプリケーションの作成
・組込みコンピュータ(mbed,WallBot)のプログラミング
・組込みコンピュータを制御するWebアプリケーショ
ンの作成
合計7回
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・HTML5 Canvasを使ってプラットフォームによらないアプリケーションプログラムの作成ができる。
・組込みコンピュータを利用してセンサやアクチュエータ(モータ)の制御ができる。
・組込みコンピュータをネットワークに接続してネットワークを利用したプログラミングができる。
・組込みコンピュータを制御するWebアプリケーションを作成できる。
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前期中間試験 |
実施しない
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・PICとセンサ,DCモータのコントロール
・レーザカッターの仕組み
・3Dプリンタの仕組み
・総合設計・製作
合計7回
成果発表を行う。(1回)
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・PICで電子機器を制御することができる。
・レーザカッターの原理を生かしたハード部品を作成できる。
・3Dプリンタの特性を生かした部品を作成できる。
・PIC.電子部品,ハード部品からなるシステムを作成できる。
・成果をスライド(パワーポイントなど)にまとめプレゼンテーションを行うことができる。
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前期期末試験 |
実施しない
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・3次元データの性質・操作
・3次元モーションキャプチャの仕組み
・3次元モデラの基本操作
・モーションデータの取得とコンテンツ作成
合計7回
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・モーションキャプチャを操作し、モーションデータを取得できる。
・3次元モデラを使って、モデルデータを作成できる。
・モデルデータとモーションデータを組み合わせてアニメーション動画を作成できる。
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後期中間試験 |
実施しない
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・Redmine によるプロジェクト管理
・Vagrant による仮想マシンの作成、サーバーの立ち上げ
・CloudStack によるクラウド操作
合計7回
成果発表を行う。(1回)
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・チケットにより、進捗管理ができる
・Vargant による仮想マシン作成、運用ができる。
・CloudStack により仮想ネットワーク上の仮想マシンを立ち上げ運用ができる。
・成果をスライド(パワーポイントなど)にまとめプレゼンテーションを行うことができる。
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後期期末試験 |
実施しない
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