授業の目標と概要 |
近年建築設計の専門分野では、単に設計図書を制作するだけでは社会の要請に応えられない。
空間化されたデータをクライアントに正確に伝達する手法を習得するために、まず設計空間の高品位なレンダリング手法を学ぶ。
続いて、近年重要視されている、WEB上におけるプレゼンテーションを学ぶ。
あわせてWEBデザイン、ユーザビリティについても言及する。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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準備する用具はない。
モデリングの基本的事項の理解を前提とする。
FreewareのCGソフトを使用するので、自宅等で時間をかけて課題に取り組むことが望ましい。
4つ程度の課題を課す。(講義の大半が演習である。)
全課題の提出が履修の条件である。
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到達目標 |
レンダリング手法が理解できる。フォトレタッチによる修正ができる。
アニメーションの作成原理を理解できる。
ユーザビリティの高いWEBページが作成できる。
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成績評価方法 |
定期試験が60点以上、かつ全課題の提出が合格条件である。
最終成績は試験50% 課題50%で評価する。
再試験は、60点以上で合格とする。
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テキスト・参考書 |
テキストは使用しない。
参考書;ディジタルイメージクリエーション(CGーARTS協会)
参考書:ディジタル映像表現(CGーARTS協会)
参考書:ウェブ・ユーザビリティルールブック(インプレス)
自学自習用の問題集はなし
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メッセージ |
電子データを分かりやすく伝達するテクニックを楽しく学ぼう。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
レンダリング処理の流れ、レンダリングの種類(1回)
質感の表現、写実的表現(1回)
フォトレタッチの修正について(1回)
フォトレタッチの演習(4回)
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処理の流れを理解できる。
Zバッファ法、スキャンライン法、レイトレーシング法、ラジオシティ法などを理解できる。
反射光、マッピングが理解できる
写実的表現に適するレンダリング手法を理解できる。
レンダリング成果からフォトレタッチによる修正ができる。
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前期中間試験 |
実施しない
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アニメーション制作の流れ(1回)
アニメーションの演習(3回)
ウェブのデザイン手法(HTMLについて)(1回)
ユーザビリティ(1回)
ウェブ作成の演習(2回)
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動画作成の基本を理解できる。
モデリングからアニメーションを作成できる。
HTML言語が理解できる。
ユーザビリティの理解ができる。
ユーザビリティを配慮したウェブが作成できる。
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前期期末試験 |
実施する
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