授業の目標と概要 |
コンピュータ利用による科学技術計算および機械制御の基礎として、C言語に関する講義,
プログラミング演習および確認テストを行い、コンピュータプログラミングに関する
基礎的知識およびそれの応用能力を身につけることを目的とする。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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C言語によるプログラミング演習を主体として、講義(20分),演習(55分)および確認テスト(15分)で授業を進行する。
授業理解のためには、できるだけ復習することが大切である。
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到達目標 |
(1)定数,変数,四則演算,標準入出力を含むプログラムを作成できる。
(2)条件分岐を含むプログラムを作成できる。
(3)繰り返し処理を含むプログラムを作成できる。
(4)ファイル入出力や数値積分など,機械工学分野に関連した課題についてプログラムを作成できる.
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成績評価方法 |
合否判定は、成績評価が60点を超えていることで合格とする。
成績評価は、定期試験平均(80%)と演習レポートの結果の平均(20%)の合計とする.
演習レポートの評価:レポート内容、プログラム内容、考察
再試験の判定は、演習レポートが全て提出されていることを条件に、再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする。
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テキスト・参考書 |
テキスト:高橋麻奈「やさしいC 第4版」,ソフトバンククリエイティブ
参考書:①柴田望洋「新・明解C言語 入門編」,ソフトバンククリエイティブ
②内山章夫他4名「学生のためのC」,東京電機大学出版局
③MMGames「苦しんで覚えるC言語」,秀和システム,(この書籍のホームページ:http://9cguide.appspot.com/)
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メッセージ |
4 学年メカトロニクスⅡや5 学年の工業数学,制御CADなどコンピュータ関連科目に繋がる基礎科目です。後期週1回2時間
ですが、積み重ねが大切ですので、休まず、演習を着実に消化すること。
また、わからないことは担当教員に積極的に質問してください。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1.授業ガイダンス,情報処理とは,C言語とは(1回)
2.C言語の文法の基礎(1回)
3.変数(1回)
4.式と演算子(1回)
5.条件分岐(1回)
6.繰り返し処理(2回)
7.これまでの講義の復習および演習課題の解説(1回)
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1.授業目的と方針を理解し、開発のための初期設定を行う。
2.C言語の文法の基礎を理解できる。
3.変数を使ったプログラムを作成できる。
4.式と演算子を使ったプログラムを作成できる。
5.条件分岐を使ったプログラムを作成できる。
6.for文,while文,do while文を使った繰り返し処理のプログラムを作成できる。
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後期中間試験 |
実施する
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8.中間試験の解説および配列(1回)
9.配列(1回)
10.関数(1回)
11.数学関数ライブラリの利用(1回)
12.ポインタ(1回)
13.ファイル入出力(1回)
14.ポインタと配列の応用(1回)
15.これまでの講義の復習と演習課題の解説(1回)
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8.配列を含むプログラムを作成できる。
9.配列,文字配列を含むプログラムを作成できる。
10.関数の作成と呼び出しを含むプログラムを作成できる。
11.数学関数ライブラリを利用したプログラムを作成できる。
12.ポインタを使ったプログラミングを作成できる。
13.ファイル入出力を使ったプログラミングを作成できる。
14.配列を引数に使った関数などを含むプログラミングを作成できる。
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後期期末試験 |
実施する
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