授業の目標と概要 |
システムは我々の生活の隅々にまで存在している.
一方でシステム構築のためのプロジェクトは大規模化し,最適化されたシステムの構築,および,その管理はす
困難になりつつある.
システム工学を通して,工学的なシステム設計手法を身につけることを目指す.
|
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
|
・関数機能付き電卓を必要とする.
・章ごとに演習問題を与える.小テストは実施しない.
|
到達目標 |
・システムの概念を理解できる.
・システム設計のための方法論を理解し,システム最適化の原理を理解できる.
・システムのモデリング、シミュレーションについて理解できる.
|
成績評価方法 |
最終評価:定期試験の評価とする.
合否判定:最終評価(または,再試験の素点)≧60%を合格とする.
|
テキスト・参考書 |
参考書:システム工学の基礎 伊庭斉志 数理工学社
参考書:システム工学入門 寺野寿郎 共立出版
|
メッセージ |
初等線形代数の予備知識を要するので,準備しておくこと.
|
授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
1. 最適順序システム(4)
2. 計画管理システム(6)
3. 数理最適化システム(6)
|
1. ジョンソン法による最適順序計画について理解できる.
2. アローダイアグラムを構築し,PERT計画表を構成できる.
3. シンプレックス法を用いた最適化手法を理解できる.
|
前期中間試験 |
|
4. 整数最適化システム(4)
5. 意思決定支援システム(6)
6. 経理計算システム(4)
|
1. 整数計画法を用いた最適化手法を理解できる.
2. 利得表から均衡解を導出できる.
3. 利子計算の原理を理解できる.
|
前期期末試験 |
実施する
|