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倫理社会、日本史、現代社会、世界史、法学

授業内容・授業計画

授業の目標と概要  ドイツ語圏の歴史と文化について理解を深め、ヨーロッパ史と関連付けながら文化の多様性を考察し、比較文化に資
する。
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
 テキストを購読します。講義をよく聴くことはもちろんのこととして、前提として、テキスト理解のための下調べ
は不可欠です。随時、要約作業とコメント発表を求め、相互に理解を深める一助としてもらいます。
 レポートの作成に際しては積極的に図書館を活用しましょう。
到達目標  ドイツ語圏およびヨーロッパの歴史、文化について関心をもち、それらについてレポートすることができる。
成績評価方法  合否判定は、各学期末のレポート評価平均60点以上を合格とし、これを最終評価とする。
 不合格者には、追加課題を提出させ、その評価60点以上をもって合格とする。
 追加課題を提出して合格した場合、最終評価は60点とする。

◆ 評価基準 
 不可 : 所定の項目を含む要約がなされていない。
  良 : 所定の項目を含む要約は出来ているが、コメントが不十分である。
  優 : 所定の項目を含む要約と適切なコメントが付されている。
  秀 : 所定の項目を含む要約に加え、他の文献をも参照してコメントが付されている。
テキスト・参考書 ★テキスト : 「森と山と川でたどるドイツ史」(岩波書店、2015年)
☆参考書 : 「ドイツの歴史百話」(刀水書房、2012年)
☆参考書 : 「西洋中世史料集」(東京大学出版会、2000年)
☆参考書 : 「角川世界史辞典」(角川書店、2001年) 
メッセージ  よく読み、よく聞き、よく考え、そして、歴史と文化に親しんでください。そうすることで、人間とその社会を多様
な側面から探る一助になれば幸いです。
 ドイツの奥深い自然の姿に触れながら、ドイツ史のダイナミックな展開を味わってもらえると嬉しいです。
授業の内容
授業項目 授業項目ごとの達成目標
01) はじめに

02~07) 古代
[A]  ドイツという国の地勢、文学・音楽・思想の哲学の巨人達、近現代史の諸潮流の概要を説明できる。
[B]  日本の近代化とドイツの関係を説明できる。
[C]  新生ドイツの象徴たる都市ベルリンの概要を説明できる。
[D] ゲルマンの森の支配者達、森の神話と恵みと狩猟文化について概要を説明できる。
前期中間試験 実施しない
08~14) 中世

15) まとめ

  講義・購読で触れた項目の中から任意のテーマを選んで要約を作成し、コメントを付けて発表、その後レポート作成にかかってもらいます。
[E]  中世農民の状況、山城に割拠する領主たち、川沿いの都市建設、森の化身としての「野人」について説明できる。
[F]  宗教改革と魔女迫害の真相、自然の魔力とブロッケン山伝説、ドイツにおける自然学の発達について概要を説明できる。
前期期末試験 実施しない
16~23) 近世 [G] 三十年戦争とその結果、ドイツ啓蒙主義の評価、領主を利する農業改革、森の荒廃と復元について説明できる。
[H] プロイセンによる統一、産業発展、自然との関わりを深めるドイツ・ロマン主義について概要を説明できる。
後期中間試験 実施しない
24~29) 近現代

30) まとめ 

 講義・購読で触れた項目の中から任意のテーマを選んで要約を作成し、コメントを付けて発表、その後レポート作成をしてもらいます。                                             
[I] ビスマルク退場からヒトラーの第三帝国崩壊までの歴史的経緯、ナチスによる自然保護の明暗について概要を説明できる。
[J] ドイツ再統一に至る歴史的経緯と、ドイツが環境先進国となるに至る道筋について概要を説明できる。
[K] ドイツ二千年の歴史と自然との深いつながりについて概略を説明できる。
後期期末試験 実施しない
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