授業の目標と概要 |
南ヨーロッパならびにラテンアメリカの社会について理解を深める。
スペイン語の基礎を学び,コミュニケーションが図れるようになる。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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各回の講義は,前半の45分でスペイン語を学び,後半の45分はヨーロッパ文化の学習にあてます。
講義には必ず教科書を持ってくること。これに反した場合,「その他の評価」として10点を減ずることがある。
〈言葉〉というものは文字よりも音声が基本です。記号としてではなく音として捉えていきましょう。
毎回の冒頭に,前回の内容を確認する小テストを実施します。復習を繰り返し,定着に努めてください。
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到達目標 |
スペイン語圏で暮らす人々の文化について知り,発信できるようになる。
スペイン語で発信される情報の概略が掴めるようになる。
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成績評価方法 |
テーマを設定してスペイン語圏の人々の暮らしについて探求を行い,プレゼンテーション発表を行ってもらいます(20%)。
毎回の授業で実施する小テスト(16%)ならびに定期試験で(64%)で,スペイン語の習得状況を確認します。
これらを総合して得た評価が満点の6割に達している者を合格とします。
基準に満たない者に対しては再試験ないし課題提出を課し,6割以上の得点をもって合格とします。
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テキスト・参考書 |
★ 教科書 : 山内路江・野中イサベル著『はじめてのスペイン語』(ナツメ社,2014年) ¥1,836
☆ 参考書 : 『旅の指さし会話帳 スペイン』 (情報センター出版局)
☆ 参考書 : アルベルト松本 『30日で話せるスペイン語会話』 (ナツメ社)
☆ 参考書 : 『プエルタ新スペイン語辞典』 (研究社)
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メッセージ |
今日ビジネスの世界では英語と中国語が重要になりつつあるのが実状です。しかし,地球上には英語を介してでは
知ることの出来ない地域色あふれる話題も満ちています。近年,アメリカ合衆国ではヒスパニック人口が増大してお
り,カリフォルニア地方などではスペイン語を母語とする者が約3割を占めるとされています。この講義を契機とし
て,国際社会には多様性があることを知り,世界各地の豊かな文化に目を向けていってもらいたいと願っています。
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授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
※ 左列に掲げた番号は,教科書の章番号に対応します
00: アルファベットと発音
01: 人称代名詞
02: 動詞 “ser”
03: 冠詞
04: 動詞 “estar”
05: 動詞 “haber”
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まずはスペイン語に慣れるところから始めましょう!
スペイン語の読み方はとっても簡単。スペイン語を学ぶと,実は英語って「ひねくれた」言葉だと思うようになります。
最初の目標は 《スペイン語の名詞を読んだり書いたりできる》 ようになることです。
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前期中間試験 |
実施する
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06: 動詞の規則活用
※ 動詞の不規則活用 〔3回〕
07: 文の種類
08: 形容詞
09: 指示形容詞と指示代名詞
◆ プレゼン発表 (その1)
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英語しか外国語を知らなかった人が驚くのは,スペイン語もドイツ語もフランス語も,主語にあわせて動詞の末尾が形を変えていくところでしょう。
この時期の目標は,ヨーロッパ大陸の諸語を学ぶうえで最も重要となる 《動詞の人称変化ができる》 ようになることです。
前期のプレゼン発表では,ランダムに割り当てられた課題 (著名人・代表的な都市・名物料理など) の調査に取り組み,スペインとはどんな国なのかを知ってもらいます。
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前期期末試験 |
実施する
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10: 所有形容詞
11: 目的格人称代名詞
12: 疑問詞
13: 未来 “ir”
15: 前置詞
16: 比較級/最上級
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少しずつ文の要素を増やし,《スペイン語で簡単な文を作れるようになる》 ことを目指しましょう。
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後期中間試験 |
実施する
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17: 動詞 “gustar”
18: 動詞 “tener”
19: 動詞 “deber”
22: 点過去
23: 線過去
24: 過去分詞
25: 再帰動詞
◆ プレゼン発表 (その2)
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最後に 《スペイン語で簡単な会話ができる》 ようになっておきましょう。 「~~は好きですか?」 「朝は何時に起きたの?」といった表現ができるようになることを目指します。
後期には,各自が自由に選んだ課題の探求に取り組んでもらいます。スペイン語圏の暮らしについて互いに教え合うことにより,非英語圏の社会について知るきっかけとしましょう。
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後期期末試験 |
実施する
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