授業の目標と概要 |
暴力ではなく、対話によって人格を承認し合い、社会を存続させることができるための概念を理解できる。
|
履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
|
テキストをよく読み、具体的な場面を想起できるよう心掛ける。
|
到達目標 |
他者への敬意に至るための視点を理解できる。
責任の意味を理解できる。
|
成績評価方法 |
合否判定 : 定期試験(前期50%+後期50%)の平均が60点以上を合格とする。
最終評価 : 合否判定点 ± その他の評価点(±5点)。
※ その他の評価点では,積極的な授業への取り組みをプラス評価として,私語や居眠りなどをマイナス評価
として扱います(ただし,最終評価の最高点は100点,最低点は60点とします)。
再試験 : 不合格の場合には再試験を実施し、60点以上を合格とする。最終評価は60点とする。
|
テキスト・参考書 |
★ 教科書 : 藤本一司『老いから学ぶ哲学』(北樹出版,2012年)
☆ 参考書 : 藤本一司『生きるために哲学』(北樹出版,2011年)
☆ 参考書 : 藤本一司『倫理学への助走』(北樹出版,2006年)
☆ 参考書 : 藤本一司『素晴らしきドイツの世界』(北樹出版,2012年)
☆ 参考書 : 藤本一司『カントの義務思想』(北樹出版,2010年)
|
メッセージ |
他者に対して開くことができると、風通しがよくなって心地いいです。
|
授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
振り切れない(2時間)
うぬぼれと無意識(3時間)
過去に縛られない(2時間)
|
「中庸」を理解できる
「無意識」の可能性を理解できる。
「未来の希望」を理解できる。
|
前期中間試験 |
実施しない
|
善いことを掬い上げる(2時間)
迷子であることを知らない迷子(2時間)
自分を離れる(2時間)
自分の当然さを疑う(2時間)
|
「祝福」を理解できる。
「無知の知」を理解できる。
「超越」を理解できる。
「前史」を理解できる。
|
前期期末試験 |
実施する
|
ダイアログとディベート(2時間)
身体の自律性(2時間)
交換の愉しさ(2時間)
他者からの承認(2時間)
|
「他者への敬意」を理解できる。
「身体への敬意」を理解できる。
「交換」を理解できる。
「あなたからの承認」を理解できる。
|
後期中間試験 |
実施しない
|
身体と時間(2時間)
意識の自立(1時間)
身体の可傷性(2時間)
身体と責任(1時間)
身体と他者(1時間)
|
「身体に堆積している時間」を理解できる。
「被害者意識の構造」を理解できる。
「やさしさ」の意味を理解できる。
「責任」は身体が担保することを理解できる。
「身体」は「他者」を渇望することの意味を理解できる。
|
後期期末試験 |
実施する
|