| 授業の目標と概要 |
物理現象を実体験として理解し，それを数量的，数式的にとらえる能力を養う．
科学的思考力を養うとともに，学ぶことの楽しさを実感してもらいたい．
２学年では特に単振動，波動，熱を扱う．
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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演習や試験問題によっては電卓が必要です．数値
化，図示をする場合は約束事（授業で指示）をふまえた表現が必要です．
予習として教科書を熟読してください。
復習として授業中に解いた問題を自身で解きなおす習慣を身に着けてください。
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| 到達目標 |
物体にはたらく力を図示し，大きさを計算できる．
運動方程式や力学的エネルギー，運動量によって，運動を定量的に扱える．
波動現象を視覚的，数値的に扱うことが出来る．
熱量と温度変化の関係を定量的に取り扱える．
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| 成績評価方法 |
合否判定：定期試験の平均が60点以上であること．
最終評価：合否判定と同じ．
再試験は，定期試験で60点に満たなかった範囲の試験を受け，60点以上であれば合格．
再試験で合格した者の最終評価は60点とする．
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| テキスト・参考書 |
教科書：初歩から学ぶ基礎物理学「力学I」（大日本図書）
初歩から学ぶ基礎物理学「熱・波動」（大日本図書）
参考書：チャート式シリーズ新物理I,II（数研出版）
力学I問題集（大日本図書）
熱・波動問題集（大日本図書）
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| メッセージ |
用語や記号を覚えてしまうことで，授業の内容の理解も早まります．
授業は，新しい概念を得るだけでなく，誤った概念や先入観を正す場です．
皆さんの楽しい雰囲気，活発な発言が内容を豊かにします．
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
ガイダンス（１回）
ベクトル（２回） pp.20-24, 35-37,他
力のモーメントと重心（２回） 指定教科書外
1.3 放物運動（３回） pp.25-32
5.1 等速円運動（２回） pp.118-126
6 万有引力（２回） pp.140-156
演習（２回）
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数値の科学表記ができる．
物理量のベクトル表示ができる．
力のモーメント，重心を算出できる．
放物運動での物体の位置，速度を算出できる．
等速円運動の加速度，向心力，周期，回転数を算出できる．
万有引力，位置エネルギーを算出できる．
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| 前期中間試験 |
実施する
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5.2 単振動（２回） pp.127-138
1.1 波の伝達，基本式（３回） pp.106-110
1.2 横波と縦波（１回） pp.111-112
1.3 波の反射と干渉（３回） pp.113-123
2.1 音の基本性質（１回） pp.130-133
2.1.4 波動としての音（２回） pp.133-136
演習（２回）
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単振動の速度，周期，振動数を算出できる．
波が進む様子を図示できる．波の基本式で波の速度を算出できる．
縦波と横波を図示できる．
波の反射・干渉の様子を図示できる．
音の三要素を述べる事が出来る．
音の反射，回折，屈折，干渉の例を挙げられる．
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| 前期期末試験 |
実施する
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2.3 ドップラー効果（２回） pp.144-146
2.2 固有振動と共振（２回） pp.137-143
3.1 光の反射と屈折（２回） pp.122-125, 148-150
3.1.4 光の性質（２回） pp.158-160
3.1.3 光の干渉（２回） pp.153-157
3.2 幾何光学・レンズ（２回） pp.161-174
演習（２回）
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ドップラー効果による振動数の変化を算出できる．
弦や気柱の固有振動数を算出できる．
屈折角を算出できる．プリズムを通った光の進路を算出できる．
光の分散，偏光を説明できる．
ヤングの干渉実験の結果から光の波長を算出できる．
レンズの公式を用いて焦点距離，像の位置，倍率を導出できる．
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| 後期中間試験 |
実施する
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1.1-2 比熱，熱容量（３回） pp.10-21
1.3 熱膨張（１回） pp.22-25
1.4 熱の伝わり方（１回） pp.26-28
2.1-2 ボイル・シャルルの法則（２回） pp.30-37
2.2.4 理想気体の状態方程式（３回） pp.37-39
2.3 気体分子運動論（２回） pp.40-50
演習（２回）
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比熱，熱容量を算出できる．
物体の長さの温度変化を説明できる．
熱伝導率，熱放射を説明できる．
ボイル・シャルルの法則を用いて，気体の温度，圧力，体積を算出できる．
状態方程式を用いて，気体の温度，圧力，体積を算出できる．
気体分子の運動に基づいて，気体の圧力，温度，内部エネルギーを説明できる．
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| 後期期末試験 |
実施する
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