| 授業の目標と概要 |
本授業は、極めて幅広い建築学の領域に足を踏み入れた学生に対して、円滑な学び始めを促すことを目指す。具体的には、学生に対して次の4点を身につけることを求める。
A.広範にわたる建築諸学（計画、歴史、環境、材料、構造、施工等）を大まかに分類でき、各建築諸学の基礎的な知識を
身につける。
B.「建築家」と「建築士」の職能の違いを理解し、現代社会における各職の役割について考察する姿勢を身につける。
C.身体論が扱うところの〈身体〉を理解し、その〈身体〉構造の内に建築を位置づけられる認識を身につける。
D.自明であり、かつ、不明である「建築そのもの」に対して、「建築とは何か？」と問いを立て、問い続けていく姿勢を
身につける。
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履修上の注意
(準備する用具・
前提とする知識等)
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講義資料はプリントで配布するので、紛失しないよう心がける。
評価に関連するレポートは【4レポート】出題する。
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| 到達目標 |
A-1. 建築諸学（計画、歴史、環境、材料、構造、施工等）を大まかに分類し、それぞれの概要を説明できる。
B-1. 「建築家」と「建築士」の職能の違いを理解し、説明できる。
B-2. 実在する（した）「建築家」とその「代表作」を調べ、それらの特徴を説明できる。
C-1. 身体論が扱うところの〈身体〉の構造の内に、建築を位置づけることができる。
C-2. 物理的な身体寸法を元に、建築空間を把捉できる。
D-1. 建築に関わる様々な知見に対して、自ら問題意識をもって調べたり、議論したりすることができる。
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| 成績評価方法 |
2回の定期試験の結果の平均（60％）とレポートの結果（40％）の合計により最終評価を行い、60点以上を合格とする。
再試験は1回のみとし、60点以上を合格とする。
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| テキスト・参考書 |
参考書：
「110のキーワードで学ぶ23 世界で一番やさしい建築入門」（株式会社エクスナレッジ）
「建築論事典」（彰国社）
「死ぬまでに見たい世界の名建築1001」（株式会社エクスナレッジ）
「精神としての身体」（講談社）
「図解事典 建築のしくみ」（彰国社）
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| メッセージ |
この授業は、〈建築そのもの〉へと延々と続く、問いの入り口である。
日頃から「建築とは何か？」と問う習慣を身につけ、感動と興奮の中でドラマチックに建築を学び続けられる〈身体〉が育つことに期待する。
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| 授業の内容 |
授業項目 | 授業項目ごとの達成目標 |
01. (1回) ガイダンス
02. (1回) 「建築家」と「建築士」
03. (1回) 気になる「建築家」調べ 【第1レポート】
04. (1回) 気になる「建築家の代表作」調べ 【第2レポート】
05. (1回) 世界の名建築
06. (1回) 〈身体〉と建築
07. (1回) 物理的身体寸法による建築空間調べ【第3レポート】
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( - ) 本授業の目的を理解し、自己の学ぶ意識を確認できる。
(B-1) 「建築家」と「建築士」の職能の違いを理解できる
(B-2) 気になる「建築家」を調べ、その特徴を説明できる。
(B-2) 気になる「建築家の代表作」を調べ、その特徴を説明できる。
(A-1) 世界各国に存在する名建築を知り、その特徴を説明できる。
(C-1) 身体論が扱う〈身体〉を理解し、建築を位置づけられる。
(C-2) 物理的な身体寸法を元に、建築空間を把捉できる。
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| 前期中間試験 |
実施する
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08. (1回) 建築業界の現在
09. (1回) 建築計画
10. (1回) 建築環境・設備
11. (1回) 建築構法・材料
12. (1回) 建築法規（概要）
13. (1回) 建築法規（建ぺい率・容積率）
14. (1回) 興味や疑問のある建築関連知識調べ【第4レポート】
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(A-1) 建築業界の現在を理解し、その特徴を説明できる。
(A-1) 建築計画の概略を理解し、説明できる。
(A-1) 建築環境・設備の概略を理解し、説明できる。
(A-1) 主な建築構法・材料を理解し、その特徴を説明できる。
(A-1) 建築法規の基本を理解し、説明できる。
(A-1) 法制上の建ぺい率・容積率を適切に求めることができる。
(D-1) 興味や疑問のある建築知識を自ら調べ、他者と議論できる。
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| 前期期末試験 |
実施する
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